流出額2億5000万円に 宮城・栗原JA子会社不正経理 今月にも第三者委設置
先日取り上げたJA新みやぎの子会社における不正資金流出事件の続報。被害額がさらにふくらんでいますが、関連する未収金はもっと大きいそうです。
「JA新みやぎ(宮城県栗原市)の子会社「新みやぎサービス」(同)の不正経理問題で、管理職の50代男性が架空の中古車取引で社外に流出させた金額が約2億5000万円に上ることが30日、分かった。」
「新みやぎサービスの自動車関連の未収金は3月末現在で約4億円に上る。残る約1億5000万円についても不正経理が行われた可能性があり、JAは10月にも第三者調査委員会を設置して実態解明を進める。
JAによると、男性は2011~21年度、中古車取引を装って経理担当の女性に指示して自動車販売会社3社に送金していた。今年4月の事務検証で不正送金が判明。JAは一部業者に聞き取り調査を行ったが、口座管理を巡り男性と業者の言い分が食い違うなど、資金の流れは不透明なままだ。」
第三者委員会は弁護士によるもので、会計士も補助者として選任予定だそうです。
農協にも連結決算をやらせて,グループ全体を監査対象にすべきなのでは。