あまりにもそのものズバリの書名なので紹介します。著者は最近の粉飾―その実態と発見法
を書いている会計士です。
ただ、循環取引は明らかな不正ですが、黒字倒産は経営の失敗だとしても不正ではないので、同列に並べるのはどうかと思います。
そのほか最近の企業を巡る粉飾事件や不正事件を扱っている本としてこの本も参考になります。
![]() | 実録アングラマネー――日本経済を喰いちぎる闇勢力たち (講談社プラスアルファ新書) 有森 隆 by G-Tools |
雑誌記事などをまとめたような内容で新鮮さはありませんが、最近の事件をまとめて振り返るのには便利です。
以下目次より
・アーバンコーポレーション倒産事件
・グッドウィルグループの脱法事件
・丸紅保証書偽造事件
・富士通副社長を辞任に追い込んだ偽造手形事件
・インデックス・ホールディングスの学研株流出事件
・スルガコーポレーションの地上げ事件
・ニイウスコーの循環取引
そのほかNOVAを取り上げた章もあります。
この本も最近よく出ている「反社(反社会的勢力)本」(というジャンルがあるのか知りませんが)の一冊といえます。
反社会的勢力といえば、元東京地検特捜部検事が書いたこちらの本には、バブル絶頂期における反社勢力と企業のかかわりが書かれています。
![]() | 反転―闇社会の守護神と呼ばれて (幻冬舎アウトロー文庫) 田中 森一 by G-Tools |
このころのでたらめぶりと比べれば、最近の不正はたいしたことがないようにも思えてきます。