日本公認会計士協会は、平成29年版「監査提言集」を公表しました。
協会の一般向けサイトで入手可能なのは、一般向けに縮めたもの(全7ページ)で、正式版(約100ページ)は会員専用サイトから入手できます。
冒頭の11の提言より。
「損失処理することと重要な虚偽表示リスクが解消することとは別の問題である。」
まさに東芝の米原子力事業巨額損失に当てはまるのでは。損失を出したからそれでいいということにはならないということでしょう。
「時間的制約のある監査人交代は、重要な虚偽表示リスクを著しく高めることがある。」
これも東芝の監査人交代騒動に当てはまりそうです。
最近の「日本公認会計士協会(監査・保証業務)」カテゴリーもっと見る
「我が国におけるサステナビリティ保証業務の今後の展望~ISSA 5000の策定を受けて」の開催報告及びアーカイブ動画公開(日本公認会計士協会)
監査ファイルの適切な整理並びに監査調書の管理及び保存に係る留意事項(再通知)(日本公認会計士協会)
「社会福祉法人監査における監査計画書及び意見形成時の監査調書の様式例と記載上の留意事項」の改正(日本公認会計士協会)
登録上場会社等監査人に対する登録の審査のためのレビューにおける極めて重要な不備事項及び重要な不備事項の公表(日本公認会計士協会)
「電子決済手段等取引業者の財務諸表監査に関する実務指針」・「電子決済手段等取引業者における利用者財産の分別管理に係る合意された手続業務に関する実務指針」の公表(日本公認会計士協会)
「監査報告書に係るQ&A(実務ガイダンス)」の改正(公開草案)(日本公認会計士協会)
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
2000年
人気記事