日本公認会計士協会は、調査・研究グループ(通称:JICPAリサーチラボ)を、2017年7月1日付で設置したことを公表しました。
これにより、公認会計士制度並びに監査をはじめとする公認会計士業務に関する調査・研究体制を強化するとのことです。
監査基準、会計制度、国際などの分野において、調査・研究を含む業務を担ってきたテクニカルスタッフをJICPAリサーチラボ所属の研究員にするとともに、今後、研究員を新規採用していきます。また、協会の委員会等や外部の研究機関、研究者とも連携していくそうです。
3つのミッションと5つの活動が示されています。
ミッション
- あるべき公認会計士制度の姿を追求します。
- 証拠に基づく施策・政策立案(Evidence-based policy making)を支えます。
- 公認会計士の未来を探ります。
- データと分析に基づいた実態把握を行います。
- 海外情報などの比較対象の情報の収集・分析を行います。
- 歴史を記録し、過去を振り返ります。
- 公認会計士に関する様々な情報を整備・発信します。
- 外部の組織、研究者等との連携を強化します。