今回の作品の見どころはなんといっても、4人で全ての登場人物を演じるということ。
同じ役で何度か出てくる役、ワンシーンのみの役、セリフのない役、などなど様々ではありますが、数えてみようのコーナー♫
ざっくり数えて、多い順に
喜多…11役
小林…10役
堀…9役
中村…4役(声の出演も含む)
そして、着替えの回数は…
小林…16回
喜多…12回
堀…10回
中村…6回
同じ役でも違う役が間に挟まっていたりもありましたしね。
台本だけで見ると5行くらいの間に引っ込んで出る、という。
裏に早替え要員がいると思っていた方もいらしたと思いますが、基本、いないです!
引っ込んだら着替えていますから、手の空いている人がほぼいませんしねー。
台本をいただいたときは実はもっともっと着替えの回数が多かったのですが、時間の関係でかなりカットされて、スッキリしました。
↑オープニングチーム。
↑右から阿閉皇女(小林)、草壁皇子(喜多)、鵜野皇女(堀)
鵜野はこのとき皇后で草壁の母親。草壁と阿閉は夫婦
↑右から橘三千代(中村)、藤原宮子(喜多)、文武天皇(堀)、阿閉皇女(小林)
阿閉は文武天皇の母親、文武と宮子は夫婦、三千代は乳母
↑右から元明天皇(阿閉)(小林)、藤原安宿(喜多)、首皇子(堀)、藤原不比等(中村)
元明は首の祖母、首と安宿は夫婦、不比等は安宿の父親
↑右から人麻呂(中村)、蘇我蝦夷(小林)
人麻呂はナゾ大き歌人、蝦夷より巻物を託される
↑右から氷高皇女(喜多)、人麻呂、長屋王(小林)、吉備皇女(堀)
氷高と吉備は姉妹、長屋と吉備は夫婦
もう、人間関係が複雑!!(でも不思議と『すごくわかりやすかった』という感想が多かった)
文武と首は親子で同じ役者がやっているので、『お父さんそっくり!」みたいなね。
1場面しか出てこない刺客たちや女官もそれぞれに濃いキャラクターで楽しんでやらせていただきました。
いつもの作品ではなかなか見られない一面を見ていただけたのではないでしょうか?
(by こばやしももこ)