42歳となり、離婚がほぼ確定となり、これからどうやって生きていこうか。
新卒の大学生の内定すら取り消されてしまう今のご時世。
専門的な資格や職能がない場合の40代女の働き口は、
介護ヘルパー、清掃員、保険勧誘ぐらいが関の山とよく聞かれる。
確かに。
語学力や医療系の知識技術、経理などの専門知識など私には一切ない。
25歳から今日まで携わってきた(広告を含む)企画、編集、取材、ライティングの経験・技術・能力は、はたして専門技術といえるだろうか。
全く経験のない人に比べたら、知っている、やったことがあるというのは、即戦力になる可能性はある。
だけれども、20代の頃のようにがむしゃらに、夜中も休日も関係なく仕事に費やす体力・気力は、40代の自分が同じようにこなすにはさすがに難しく。
できることなら、自分のスキルや経験を生かして仕事がしていけたらと思う。
やっぱりそれが自分の強みでもあるから。
でも、それが通用するのはいつまでか。
その前に、体力的・精神的にもつかどうかという不安がつきまとう。
一昨日、留守電に夫が応募した会社から留守電が入っていた。
私以外に電話がかかる可能性がほとんどないため、同居人(夫)は、電話をとらない。私が仕事から帰宅して留守電を再生したら、夫宛だったので、引きこもりの和室を開けて、留守電が入っているが聞いたのかと聞いた。
夫、聞いていなかった。
常識的に考えて、かかってきた電話に出ないという非常識を貫く夫に、わざわざ教えてあげることはなかったなと思うが、教えてしまった。
その後、応募企業から夫にどんな結果が告げられたのか、私は知る由もない。
とにかく。
もうこのわけのわからない状態は嫌だ。
身軽に1人になりたい。
大人子供のお荷物はもうおろしたい。
収入のことを考えれば、体裁は悪いが、母が暮らす実家に帰るのが一番いいのだろうと思う。
実際、低収入のフリーランスでは部屋が借りられる保証もないのだが、
今の地域特化型の製作会社とのおつきあいを継続できる範囲内で1人暮らしができたらなとも思う。
でも、今ですら食べていけてないのに、これからさらに歳をとっていくのに、フリーという働き方を続けるのはどうなのか。
どんな仕事にせよ、簡単な仕事なんてない。
これまでやってきたようなクリエイティブな仕事で、深夜残業がない仕事なんてない。
40代ともなると、今流行の「ワーク・ライフ・バランス」を考えたくなるのは、正直な気持ちと思う。
堂々巡り、八方塞の思考が、ただ繰り返されている。
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