久しぶりにテレビの話、といっても中身はたいしてない薄い話ですが
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●NHKの朝ドラ
終わったばかりの「べっぴんさん」、実は1話もまともに見ないうちに終わってしまいました。
あ、菅野美穂が出てきた1話目くらいは見たのですが、なぜか、先を見る気が起きず、
たまにチラと目に入る映像にあまり興味が持てず、結局、見たいと思わせる惹かれる出演者がいなかったかなーという気がしています。
そして今日から始まった「ひよっこ」は、まず1話見てみました。
有村架純は結構好きな女優さんで、脚本家は「ちゅらさん」「続・最後から二番目の恋」「さよなら私」など、好きだなと思う作品を手掛けている岡田惠和さん。きっと見続けると思います。
●草なぎくんの「嘘の戦争」
元スマップで同クールのドラマに主演したキムタクの医療ドラマの方が視聴率だったり、
高感度が高いなど取り上げられる機会が多いように思うのですが、私は見ていなくて、
もっぱら草なぎくんの「嘘の戦争」を見ていました。
バンコクあたりの路地を歩く、やさぐれた感のある草なぎくんがとても様になってたし、
むなしさ、悔しさ、諦め、やさしさなど、複雑な感情をとてもよく表現していたなと思います。
ストーリー的にも目を離せないどうなるかわからない展開、ちょぴり恋愛模様も混ざって、
次週がとても楽しみだったので、終わってしまって残念。
●今頃見てる「カルテット」
録画して一話も見てなくて、消そうかとも思ったけれど、高橋一世と松田龍平が好きで、知り合いがSNSでクドカンの演技がすごくよかった!!と書いているのを見て、やはり見ようと数日前からやっと見始め、やっと6話目見終わったところ。
松たかことクドカンの、シンクロさせながら思いがどんどん離れて行ってしまう見せ方が、とても切なくて、うまいなと思った。
唐揚げのレモンとか、夫婦ってほんとに、人が聞いたらそんなことで??と思うささいな小さな(と思われる)ことでも、そういったささいで小さなことが、少しずつ少しずつ積み重なって、気持ちが遠いところに離れていってしまう、あんなに好きだったはずなのに、いつしか同じ空気を吸っていることがどうしようもなく苦しくなる、そういうのって、「ある」と思う。
誰が悪いのでもないのだけれど、お互いが求めていたもの、それぞれが心地よいと思うこと、相手もきっとそうだろうと思うこと、それって、心の中にしまわれていて、決して見ることはできなくて、時が流れていくうちに、いつしか、元に戻れないくらい心の距離が遠く遠く離れてしまうことって、ある、と思う。
居酒屋でたまたま出くわして、聞こえてしまった「家では唐揚げのレモンを我慢してる、外ぐらい好きなように食べたい」「愛しているけど好きじゃない」、相当にリアルだ・・・。
脚本は誰かと思ったら、坂元裕二。
「Mother」「それでも生きていく」「最高の離婚」などが代表作。
なるほど、やはりという感じだ。登場人物の会話のやり取りを、しっかり聴かせる作品が多いと思う。そしてそのなかにふと、心に刺さるセリフがあったりする、という意味で。
この先、どうなるのか、気になる。気になる。
大事に見ていきましょう。