アラフィフのキャンプ好き日記

あくまで個人的な長いつぶやき(ライターという仕事)


仕事が忙しくて忙しくて。

昨日は、相方の出勤時間に合わせて朝5時に起きて仕事開始。
朝と昼のジャンクな食事以外はすべて仕事して、仕事して、
お風呂に入ったのは夜8時半。

15時間ずーっと原稿書いてました。

ライターという仕事に関して、あくまで、あくまでも個人的な感慨ですが、
こういうモノづくりの周辺には、ライターのほかにデザイナー、カメラマンがいて、
みなそれぞれの仕事をして、ようやっと出来上がるわけですが、

この3つの職業で、個人的に、一番大変なのはライターじゃないかと思う。

その理由は、

・門外漢の分野でも、仕事となれば短時間しかなくても事前に勉強して、
取材ができるくらいの予備知識を頭にたたきこまなければいけない。

それに比べて、カメラマンさんやデザイナーさんは、そこまで深く理解しておかなくても仕事が成り立つ。
まぁ、それなりのクオリティのものを作るときは、ある程度はデザイナーさんも内容を知っていた方がよいこともあるけれど、ライターというのは、周辺情報も含めて、本番に臨むまでにいろいろと事前準備が必要だ。

別の理由としては、

・ライターは、話を聞いて終わりじゃない。そのあとからが本番。
話を聞いた後で、媒体や誌面の雰囲気を鑑みて、内容の取捨選択をしながら、特にWebに比べて、スペースの自由度が低い紙媒体の場合、見開きに小見出しがひっかからないように考えながら、それなりのクオリティの内容を、正確で、わかりやすく、ときに雰囲気を求められつつ、文字数をきっちり合わせてまとめあげなければならない。

ただつらつらと文字を書く訳ではなくて、

デザインにもよるのですが、タイトル、サブタイトル、ショルダー、リード、本文、
本文中ちょっと大きめのフォントで入れるキャッチみたいの
(よく本人の言葉を引用する、これ、なんていうんだろ)、キャプション、その他データなど、これらをすべて書き終わらないと終わらない。

ちまちました文章が多いとそれも結構時間がかかる。


久々、自分が選んだ仕事についての考察(愚痴か?)を書いてみましたが、
何が言いたくて書いているかというと、つくづく難儀な職業を選んだな、ということ(苦笑)


先に挙げた3つの職業の中で、仕事をあげるのに時間をもっとも要する(人によるかもしれないが)のも、
ライターではないかと思う。

短い期間で、苦手だったり知らないことを頭に叩き込み、
媒体に合わせて柔軟に文章を書き分け、納め、修正があれば対応する。
モノによっては結構疲れる作業です。

無から有を生み出す仕事は非常に苦しい。
でもだから楽しい。
でも、非常に苦しい。


ああそれなのに、
「写真しか見ないから」「文章は読まれないから」「写真がよければいいから」という言葉を聞くことが結構ある。

陰で、ライターが何をしてどんな苦労をしているか、実際、ぱっと眼に入るきっかけは写真によるところが大きいのは事実だけれど、
ときどきね、なんだかなー。因果な商売選んじゃったよなーと思うことがある。


だから。だから?
ときどき自分で、写真に比べて目に見えて評価されにくい大変な仕事、よくやってるよねーという気持ちでこういう場所に心情を吐露し、バランスをとる(とっているのか?とれているのか)。

でも、そんな中でも、ときどき、お会いしないまま電話だけのやり取りで担当した予備知識のない仕事で、
急ピッチで勉強し、ことにあたり、校正を送った時に、
「この業界やウチのこと、よくご存じですね。質の高いお仕事に感服いたしました。今後ともよろしく、云々」なんて言葉をいただいたりすると、ああ、わかる人はわかってくれるんだな、とちょっとだけうれしくなる。

この仕事、いくつまでできるのかわからないし、近い将来辞めるとか決めていないけど、いつまでやってるかな???とにかく、仕事があるうちは続けるか。

冒頭の写真は、相方作。
たまにいやなこともあるけど(汗)、基本的に悪い人ではない旦那さんが、
オム焼きそばやら、クリームシチュー、ホットサンド、明太子スパゲティーやサラダなど、相方自身が食べたいというのもあるのですけれど、私に作って出してくれて、洗い物までやってくれて、非常に非常にありがたい!

おつ!

コメント一覧

カイルア
akeraさま
akeraさま

お疲れ様です。
吐きそうになるほどの(!?)激しい共感、そしてコメントをありがとうございました。

・・・とお礼というのも変ですかね(笑)

ライター同士というのは日ごろ横のつながりはあまりまりませんし、ライター友達がいても、あんまりね、自分の諸事情やらをリアル友達にまるっと話すのもためらわれ、しかも愚痴っぽいのはなおさらで、そもそもこのブログを始めたんだと、思い出しました(笑)

ネットの海の中に、きっと同じように感じている方いらっしゃるかもしれませんね、だからといって、やーめちゃおっと、というわけにもいかない(汗)。

どうにかこうにか、ご褒美なんぞを設定して、ふんばってまいりましょうか
akera
激しく共感!
読みながらあまりに同じことを考えていて
バンバン机たたいてたたきすぎて吐きそう(笑)

まさに、まさに、全く同じ思いを
今やっている紙媒体の仕事で感じていて
ライターって孤独だなあー
因果な商売やなぁーとため息ついていたところでした。

だからと言って、やめられないのがまたつらいんですよね。

同じ思いをしている人、いるんじゃないですかね。
お互いどうにかふんばっていきましょう!
吐露してくださったおかげで、こちらもスッキリしました( ̄∀ ̄)
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