由布島、「ゆふじま」とばかり思っていましたが「ゆぶじま」なんですね。
西表島とセットになって、必ず水牛車の写真付きで紹介されているこの島、なんの知識もないまま訪れて、ここは水牛車に乗っておしまい?と思っていたのですが、これがなかなか、私としては意外に楽しい、いい所と感じました。
かつては住民が住んでいたましたが、台風の被害が甚大になることなどから全島民は西表島に移り住み、由布島で暮らしている人は今は誰もいないので、夜になると無人島になってしまうんでしょうね(水牛はいるのかなきっと)。
バスを降りて、すぐ浜が広がっていて、その先は水深20センチくらいの海。
観光客を乗せてゆっくり動き出した水牛車あり、たくさんのスタンバイの水牛車あり。
もともとは、台湾から農耕用に連れてこられた水牛さんたち。今は、観光従事牛です。
1日10往復くらいするみたいです。水牛さんがいない牛車があったので、試しに持ち上げてみようとしたのですが、これがびっくり!!ものすごく重い!!こんなに重いのに、さらに10人近くの人を乗せて引っ張るなんて、かなりの重労働では!?本当にお疲れ様と思います。
水牛さんにも、老若男女、体が大きい牛&小さい牛、力がある牛、足が速い牛、すぐとまっちゃう牛、いろいろいます。
さぁ、私たちがのった牛さんが動き出しますよ。5歳だったかな、寿命は30年くらいとのことですから、割と若い牛さんでした。
この写真の向こう側は西表島。手前が由布島になります。
10分か15分弱くらいかな、由布島に着きました。「園内入り口」となっているように、島全体が亜熱帯植物園になっています。
土の道になんだかなごみます。ヤシなどの植物が作る影がまた、いい感じ。
10月半ばですが気温は31℃。心配していたお天気も、晴れて青空となり、本当に幸運でした。
ハイビスカスの赤が青い空に映えて、つい写真を撮りたくなります。
ちなみにここにあるいろいろな植物は、島に最後まで残った、今は亡き西表正治おじい夫妻が、1頭の水牛で土やたい肥を運んで、ヤシや花木を植え続けて育ったもの。水牛とおじい・おばあが手作りした楽園なのですね。
建物内には、こんな図がありました。水牛さんたちの家系図です。自分が乗せてもらった水牛さんを確認できます。面白いですね。
ランチもここで。沖縄の衣がしっかり目の天ぷら、赤米のご飯がおいしかった。
周囲2.15kmの島内、サイン看板もかわいらしいです。島の中央を横断して、「マンタの浜」に行ってみることにしました。
こちらがその浜辺。マンタやジンベエ(?ですよね)のモニュメントで記念撮影する人多し。
そしてすぐ前には、こんなにかわいらしい浜辺の茶屋がありまして
黒糖や泡盛、紫芋など、島のおいしいものを使ったジェラートやケーキ、ドリンクなどが楽しめます。
ここでチョイスしたのは、黒糖と泡盛のダブルジェラート。
これが、んも~~~、と~~~~ってもおいしかったですよ。泡盛は飲むのはちと苦手ですが、ジェラートになったら、さっぱり、ほんのり泡盛が香って、通販で買えるなら買いたい!って思うほど。黒糖は、いわずもがな、おいしいに決まってます!
逆光で顔がわからないので、一枚小さく載せてみます(笑)
手に持ってる蛍光色のものは、レイです。
パラソルと椅子もあり、座ってゆっくりもできますよ。
そんなこんなで、そろそろ戻る時間。
出入り口の少し奥には、水牛の池があり、子牛がお乳を飲んでいたり(写真がそれ。横からお乳を飲むのじゃなくて、お尻側から飲むんですね)、気持ち良さそうに水に浸かっていました。
牛さんの看板の向こうは、西表島に戻る水牛車がずらり。
ほんとに、すっかり晴天、いいお天気になって、うれしい!!
番号で自分がのる水牛車を探します。
帰りは、おじいが三線を聞かせてくれましたよ。
水牛さんたち、頑張ってくれてありがとうね。由布島楽しかったよ。
本当にお疲れ様~~~~。
(つづく)
コメント一覧
カイルア
すみれ
最新の画像もっと見る
最近の「日記」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事