こんばんは。
歯医者さんです。
久しぶりに
すいばりが立ちましたので
ご報告です。
思えば保育園時代に
とにかく、すいばりが立っていました。
お昼寝の時間に布団を敷くのですが
それを片付ける時に
すいばりが、よく立つんですよね……
指の爪と皮膚の間に。
今思い出しても、震えるくらい
おそらく痛かったと思うんですが
なぜか我慢できてました、あの頃は。
「痛っ！あー、すいばり立っちゃった」
と思いながら自分の爪を見ていた
その視野が
未だに鮮明に脳内で動画再生されます。
その後、どうやって治したのかも
覚えていません。
放置の後、自然治癒だったのでしょう。
化膿する可能性もあったのに
感染に強い子供だったのだと思います。
その【すいばり】が
広島弁だと知ったのは
大学に入る少し前でした。
初めて広島から出る事になった
丁度いいタイミング。
おそらくモスバーガーだと思うのですが
おまけで頂いたリーフレットに
【はぶてる】は方言だと書かれていて
驚いたのを覚えています。
その流れで
【押しピン】【たう】【たいぎぃ】……
そして【すいばり】も
広島弁だと知りました。
大人になってから
すいばりが立つことは
ほとんどありません。
もしかしたら、すいばりは
広島にしか
発生しない現象なのでしょうか？
大学を卒業し、しばらく経って
広島に戻って来たばかりの頃の私は
まだまだ知らなかった広島弁があった事に
驚いたものです。
「この前から、はぶがいとぉてのぉ」
「あぎに傷がついとりゃせんか？」
今では、バリバリの
同時通訳者です。
「歯茎が痛いんじゃね？
診てみるから、ちょっと待ってよー」
「上の歯茎の、どの辺が痛いん？」
広島弁で話した方が
特に高齢の方とは
心が通じ合える気がしています。
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