5月14日㈰ 第11回榛名山ヒルクライムイン高崎
本番当日、願い届かず天気は雨模様。
5時過ぎに家を出る。
雨は降っていないが榛名山は鉛色の雲に覆い尽くされている。
レースコースを下見しながら榛名湖まで上がる。
こんな天気でも試走だかウォーミングアップだか登っている自転車がけっこういる。
坂バカと言うか何と言うか、彼らには天気など関係ないようだ。
先行は関係車両らしく大会キャラクターか描かれたワゴン車、ルートを確認しながら走っていた。
ゴジラの岩を過ぎた辺りから霧が出始め湖畔は真っ白。
湖と離れると更に霧は濃くノロノロ運転で駐車場まで。
6時前とあって関係者も集まり始めたところだ。
気温5℃くらいか?とにかく寒い。
冬山に行くような服装だ。タイツにクライミングパンツ、山シャツにフリース、ゴアテックスジャケットと撥水ハット。
撮影ポイントまで早足で歩く、意外と遠いのだ。

ゴールゲートはまだ設置されていなかった。

ツツジも雨に濡れ色褪せている。

霧を纏うヤマザクラとツツジ。

榛名湖は霧で全く見えない。
近づくと微かに湖面が揺れている。

山頂、レースの計測終了地点。

山頂、レースの計測終了地点。
スタッフさんが計測器の設置を始めていた。

ウエットな路面。

ウエットな路面。
今日の下りは特に心配だ。


霧でゴジラ岩もよく見えない。
雨が降り出した。
撮影ポイントのカーブには先客が二人、Aスポーツのプロカメラマンさんとアマチュアカメラマンさん。
お話ししながらスタートを待つ。
ゴール前200メートル、ラストの急坂。カメラマンには良い場所だが選手には一番ツラい所だ。
時折、風が吹き霧が晴れたり濃くなったり、傘をさすほどではないが雨は止みそうもない。

寒さをこらえ足踏みしたりスクワットしたり絶えず動きながら待つ。
7時過ぎラジオ高崎の実況中継でスタートを知る。
スタート間際、ロードで下ってきた3人の男性、どこかのチームらしい。
私の直ぐ上で鐘を鳴らし応援体制を取る。
悪天候のせいか例年よりはだいぶ応援の人も少ない。
トップ選手が登ってきた!
スタートからまだわずか30分ちょいだ。

トップグループのスピードは凄い。

トップグループのスピードは凄い。
思わず「速っ
」と声が出てしまう。

ラストの急登をグイグイ登っていくパワー、惚れ惚れする

躍動する腿筋、無駄な脂肪の無いヒルクライマー体型
カッコイイわ〜


ブリヂストンの藤田晃三さん、元オリンピック代表。
淡々と登るレジェンドの走りだ。

ヒルクライムビューティー、モデルの日向涼子さん。

ヒルクライムビューティー、モデルの日向涼子さん。
お美しい

このほっそりした身体でこのパワー。


知らない人でも「ガンバレー」と声援を送る。
ここのキツさは登った者でなければ分からないのだ。あまりにも辛そうな表情、誰も助けてはやれない、頼れるのは自分の脚だけ。
お友達が登ってきた!
お友達が登ってきた!
こちらも心拍数が上がる。
無事撮影終了。
後を追い走りだすが自転車について行けるはずがない。

霧は薄くなっているが榛名湖は見えない。

霧は薄くなっているが榛名湖は見えない。
天気良ければ登りきって広がる絶景に心癒されるのだが…。

頂上からゴールゲートまではクールダウン区間、しかし霧と寒さでのんびりはしていられない。

頂上からゴールゲートまではクールダウン区間、しかし霧と寒さでのんびりはしていられない。

ゴールゲート通過。

ここから選手は受け付け時に預けた荷物を受け取り、着替えたり飲食ブースでボランティアさんのもてなしの食事を食べたりして下山を待つ。
最後尾の選手がゴールするまでは下山できない。
こんな天気の中、2時間以上待たなければならないのだ。
お友達と合流。
お疲れ様〜

寒かったでしょー、風ひかせちゃいけません。ここからがサポートの重要任務。
車にロードバイクを積み込み下山、向かうは伊香保温泉。
汗と雨でドロドロ、冷え切った身体を癒やすために温泉です。


『石段の湯』
伊香保温泉のお湯は少し茶色く濁った熱めのお湯、匂いはあまり感じません。
温まります、ここのお湯大好きです。
入湯料410円は超リーズナブル

温泉を出て向かい側のお店で『たまこん』いただきます。


温泉を出て向かい側のお店で『たまこん』いただきます。
醤油味、100円。
ごちそうさまです。

お腹すいたね、ここまで来たら水沢うどん。

お腹すいたね、ここまで来たら水沢うどん。
今回は『大澤屋』さん。

うどんと舞茸天2個セット。
以前よりうどんが柔らかくなったように感じました。

この後、お友達を駐車場まで送り届けてサポートカーの任務完了。
事故無く怪我無く、ホッとしました。
良い日でした。
帰宅後、昼寝2時間
