貧しい人を招く者
(ルカ14:12-14)新改訳
「また,イエスは,
自分を招いてくれた人にも,
こう話された。
『昼食や夕食の
ふるまいをするなら,
友人,兄弟,親族,
近所の金持ちなどを
呼んではいけません。
でないと,
今度は彼らがあなたを招いて,
お返しすることになるからです。(12)
祝宴を催す場合には,
むしろ,貧しい者,
からだの不自由な者,
足のなえた者,
盲人たちを招きなさい。(13)
その人たちは
お返しができないので,
あなたは幸いです。
義人の復活のとき
お返しを受けるからです。』」
(14)
「招いてくれた人」(12)に
欠如している隣人愛への招き(10:37).
繰り返される鍵語は「お返しする」
(12,14,14)で,
終末時の神からの報いが約束される(14).
「義人の復活のとき」
(ルカ11:14,参照ダニ12:2‐3)
○
(ダニエル12:2,3)新共同訳
「多くの者が
地の塵の中の眠りから目覚める。
ある者は永遠の生命に入り
ある者は
永久に続く恥と憎悪の的となる。
目覚めた人々は
大空の光のように輝き
多くの者の救いとなった人々は
とこしえに星と輝く。」
○
「いちじくの木」のたとえ
(ルカ21:29-33)新共同訳
「 21:29 それから,
イエスはたとえを話された。
「いちじくの木や,
ほかのすべての木を見なさい。
21:30 葉が出始めると,
それを見て,
既に夏の近づいたことが
おのずと分かる。
21:31 それと同じように,
あなたがたは,
これらのことが起こるのを見たら,
神の国が近づいていると悟りなさい。
21:32 はっきり言っておく。
すべてのことが起こるまでは,
この時代は決して滅びない。
21:33 天地は滅びるが,
わたしの言葉は決して滅びない。」
☆
再臨の時の復活
(1コリント15:22-24)新共同訳
「つまり,
アダムによってすべての人が
死ぬことになったように,
キリストによってすべての人が
生かされることになるのです。
ただ,
一人一人にそれぞれ順序があります。
最初にキリスト,
次いで,キリストが来られるときに,
キリストに属している人たち,
次いで,世の終わりが来ます。
そのとき,キリストはすべての支配,
すべての権威や勢力を滅ぼし,
父である神に国を引き渡されます。」
キリストが再び来られるとき,
キリストを信じた者は復活します。
(1コリント15:44)新共同訳
「自然の命の体が蒔かれて,
霊の体が復活するのです。
自然の命の体があるのですから,
霊の体もあるわけです。」
復活の体は,「霊の体です。」
☆彡
(ルカ14:7-14)新共同訳
客と招待する者への教訓
14:7 イエスは,
招待を受けた客が上席を選ぶ様子に気づいて,
彼らにたとえを話された。
14:8 「婚宴に招待されたら,
上席に着いてはならない。
あなたよりも身分の高い人が招かれており,
14:9 あなたやその人を招いた人が来て,
『この方に席を譲ってください』
と言うかもしれない。
そのとき,
あなたは恥をかいて末席に着くことになる。
14:10 招待を受けたら,
むしろ末席に行って座りなさい。
そうすると,
あなたを招いた人が来て,
『さあ,もっと上席に進んでください』
と言うだろう。
そのときは,
同席の人みんなの前で面目を施すことになる。
14:11 だれでも高ぶる者は低くされ,
へりくだる者は高められる。」
14:12 また,
イエスは招いてくれた人にも言われた。
「昼食や夕食の会を催すときには,
友人も,兄弟も,親類も,
近所の金持ちも呼んではならない。
その人たちも,
あなたを招いてお返しを
するかも知れないからである。
14:13 宴会を催すときには,
むしろ,貧しい人,体の不自由な人,
足の不自由な人,
目の見えない人を招きなさい。
14:14 そうすれば,
その人たちはお返しができないから,
あなたは幸いだ。
正しい者たちが復活するとき,
あなたは報われる。」