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朝の光(聖書の言葉)

2サムエル記 6 (18-24章)  2022-12-30

アブサレム

2サムエル18:9-10(口語訳)

「さてアブサロムは

ダビデの家来たちに行き会った。

その時アブサロムは騾馬に乗っていたが,

騾馬は大きいかしの木の,

茂った枝の下を通ったので,

アブサロムの頭がそのかしの木にかかって,

彼は天地の間につりさがった。

騾馬は彼を捨てて過ぎて行った。

ひとりの人がそれを見て

ヨアブに告げて言った,

『わたしはアブサロムが,

かしの木にかかっているのを見ました』」。




アブサロムの死

(2サムエル18:14)口語訳

「そこで,ヨアブは

『こうしてあなたと共に

とどまってはおられない』と言って,

手に三筋の投げやりを取り,

あのかしの木にかかって,

なお生きているアブサロムの心臓に

これを突き通した。」



ダビデの息子アブサロムには,

タマルという妹がいました。


ダヴィデのもう一人の息子アムノンは,

母親が違っていました。


アブサロム,

タマルとアムノンは異母兄弟でした。


ある日,アブサロムの娘タマルが,

アムノンに凌辱されました。


王ダビデはアムノンを罰しませんでした。




それで,アブサロムは

密かに妹の復讐を決意しました。


アムノンを羊の毛刈りに招き,

テントの中で酒盛りをしている最中に

アムノンを殺させました。


王ダビデは,

息子アムノンの死を悲しみました。


アブサロムは

別の部族のもとに身を寄せていましたが,

王ダビデはアブサロムも愛していたので,

2人は和解しました。


しかし,アブサロムは王位を奪うため,

反乱軍を結集させました。


だがダビデ軍に捕まり殺されました。


なんとアブサロムは騾馬に乗って,

樫の木の下を通った時,髪が枝にからまり,

騾馬は去ってしまい,

宙吊りになってしまったところを,

ダビデの兵士に見つかり,

その手にかかって,

あっけない最後となってしまいました。





ダビデの感謝の歌


(2サムエル22:1-4)口語訳


「ダビデは

主がもろもろの敵の手とサウルの手から,

自分を救い出された日に,

この歌の言葉を主に向かって述べ,

彼は言った,

『主はわが岩,わが城,わたしを救う者,

わが神,わが岩。わたしは彼に寄り頼む。

わが盾,わが救の角,わが高きやぐら,

わが避け所,わが救主。

あなたはわたしを暴虐から救われる。

わたしは,ほめまつるべき主に呼ばわって,

わたしの敵から救われる。」


ダビデは神への感謝をしています。


ダビデは彼の岩,やぐらであり,

助け主であり避け所である

救い主について歌っています。


助け主である

イエス・キリストを示しています。


イエスは岩であり

(1 コリント10:4,1 ペテロ2:7-9),


イスラエルを救う方であり

(ローマ11:25-27),


「前に置かれている望みを捕らえるために

のがれて来た私たちが」

のがれた避け所(ヘブル6:18)で,

私達の唯一の救い主なのです。

(ルカ2:11,2 テモテ10:12)






ダビデの王の最後の言葉


(2サムエル23:3,4)


「イスラエルの神は語り

イスラエルの岩はわたしに告げられる。

神に従って人を治める者

神を畏れて治める者は

太陽の輝き出る朝の光

雲もない朝の光

雨の後,

地から若草を萌え出させる陽の光。」


イスラエルの王,ダビデの王の最後の言葉。






とこしえの契約


(2サムエル23:5) 口語訳

「まことに,わが家はそのように,

神と共にあるではないか。

それは,神が,よろず備わって確かな,

とこしえの契約をわたしと結ばれたからだ。

どうして彼はわたしの救と願いを,

皆なしとげられぬことがあろうか。」







2021-08-22

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