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朝の光(聖書の言葉)

アブサレム(2サムエル18:9-10)

アブサレム


2サムエル18:9-10(口語訳)

「さてアブサロムは
ダビデの家来たちに行き会った。
その時アブサロムは
騾馬に乗っていたが,
騾馬は大きいかしの木の,
茂った枝の下を通ったので,
アブサロムの頭が
そのかしの木にかかって,
彼は天地の間につりさがった。
騾馬は彼を捨てて過ぎて行った。
ひとりの人がそれを見て
ヨアブに告げて言った,
『わたしはアブサロムが,
かしの木にかかっているのを
見ました』」。




(2サムエル18:14口語訳)

「そこで,ヨアブは
『こうしてあなたと共に
とどまってはおられない』と言って,
手に三筋の投げやりを取り,
あのかしの木にかかって,
なお生きているアブサロムの心臓に
これを突き通した。」



ダビデの息子アブサロムには,

タマルという妹がいました。


ダヴィデのもう一人の息子アムノンは,

母親が違っていました。


アブサロム,

タマルとアムノンは異母兄弟でした。


ある日,アブサロムの娘タマルが,

アムノンに凌辱されました。


王ダビデはアムノンを罰しませんでした。


それで,アブサロムは

密かに妹の復讐を決意しました。


アムノンを羊の毛刈りに招き,

テントの中で酒盛りをしている最中に

アムノンを殺させました。


王ダビデは,

息子アムノンの死を悲しみました。


アブサロムは

別の部族のもとに身を寄せていましたが,

王ダビデはアブサロムも愛していたので,

2人は和解しました。


しかし,アブサロムは王位を奪うため,

反乱軍を結集させました。


だがダビデ軍に捕まり殺されました。


なんとアブサロムは騾馬に乗って,

樫の木の下を通った時,

髪が枝にからまり,

騾馬は去ってしまいました。


宙吊りになってしまったところを,

ダビデの兵士に見つかり,

その手にかかって,

あっけない最後となってしまいました。



2020-10-22

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