ヨハネ19章
ヨハネの福音書19章では,
イエスが十字架に架けられ,
死んで,葬られるまで述べられています。
○
十字架につけられる
(ヨハネ19:16)新共同訳
「そこで,ピラトは,
十字架につけるために,
イエスを彼らに引き渡した。
こうして,彼らはイエスを引き取った。」
ピラトは,イエスを十字架に架けるために,
ユダヤ人に引き渡します。
○
イエスの死
(ヨハネ19:28)新共同訳
「この後,イエスは,
すべてのことが
今や成し遂げられたのを知り,
『渇く』と言われた。
こうして,聖書の言葉が実現した。」
(ヨハネ19:30)新共同訳
「イエスは,
このぶどう酒を受けると,
『成し遂げられた』と言い,
頭を垂れて息を引き取られた。」
イエスは十字架につけられ,
「渇く」「成し遂げられた」
と言いました。
○
イエスのわき腹を槍で突く
(ヨハネ19:31)新共同訳
「その日は準備の日で,
翌日は特別の安息日であったので,
ユダヤ人たちは,
安息日に遺体を
十字架の上に
残しておかないために,
足を折って取り降ろすように,
ピラトに願い出た。」
(ヨハネ19:34)新共同訳
「兵士の一人が槍で
イエスのわき腹を刺した。
すると,
すぐ血と水とが流れ出た。」
兵士が槍でイエスのわき腹を
刺したことによって,
イエスが死んだことが分かります。
○
墓に葬られる
(ヨハネ19:38)新共同訳
「その後,
イエスの弟子でありながら,
ユダヤ人たちを恐れて,
そのことを隠していた
アリマタヤ出身のヨセフが,
イエスの遺体を取り降ろしたいと,
ピラトに願い出た。
ピラトが許したので,
ヨセフは行って遺体を取り降ろした。」
(ヨハネ19:42)新共同訳
「その日はユダヤ人の準備の日であり,
この墓が近かったので,
そこにイエスを納めた。」