祈り
(マルコ11:24)
「だからあなたがたに言うのです。
祈って求めるものは何でも,
すでに受けたと信じなさい。
そうすれば,
そのとおりになります。」
このイエス・キリストの教えは,
枯れたいちじくの木の出来事の後に
出てきます。
○
いちじくの木を呪う
(マルコ11:12-14)
「翌日,
彼らがベタニヤを出たとき,
イエスは空腹を覚えられた。
葉の茂ったいちじくの木が
遠くに見えたので,
それに何かありはしないかと
見に行かれたが,
そこに来ると,
葉のほかは
何もないのに気づかれた。
いちじくのなる季節では
なかったからである。
イエスは,
その木に向かって言われた。
『今後,いつまでも,
だれもおまえの実を
食べることのないように。』
弟子たちはこれを聞いていた。」
☆彡
枯れたいちじくの教訓
(マルコ11:20-26)
朝早く,通りがかりに見ると,
いちじくの木が根まで枯れていた。
ペテロは思い出して,
イエスに言った。
「先生。ご覧なさい。
あなたののろわれたいちじくの木が
枯れました。」
イエスは答えて言われた。
「神を信じなさい。
まことに,あなたがたに告げます。
だれでも,この山に向かって,
『動いて,海にはいれ。』
と言って,
心の中で疑わず,
ただ,自分の言ったとおりになると
信じるなら,
そのとおりになります。
だからあなたがたに言うのです。
祈って求めるものは何でも,
すでに受けたと信じなさい。
そうすれば,
そのとおりになります。
また立って祈っているとき,
だれかに対して恨み事があったら,
赦してやりなさい。
そうすれば,
天におられるあなたがたの父も,
あなたがたの罪を
赦してくださいます。」
○
いちじくの木を呪う
祈りと信仰をなくした姿が,
実をつけずに枯れたいちじくです。
イエスは,
私たちに信仰と
祈ることを求めています。