赦し
(ルカ23:34)
「父よ。
彼らをお赦しください。
彼らは,
何をしているのか
自分でわからないのです。」
イエスは,
自分を十字架にかけた人々に対して,
父なる神に彼らの赦しを祈りました。
イエスの赦しと愛の言葉です。
イエスは,父なる神に
とりなしの祈りをされました。
十字架にかけた人々は,
神の子を殺そうとしているのであり,
神の子のイエス・キリストを
殺すことは,
神の大切な計画でした。
この人々には,
何も分かっていませんでした。
イエスを十字にかけ
イエスから祈られたのは
イスラエルの人々でありました。
また,わたしたちでした。
☆彡
イエス・キリスト,十字架につけられる
(ルカ23:32-38)
「ほかにもふたりの犯罪人が,
イエスとともに死刑にされるために,
引かれて行った。
『どくろ』と呼ばれている所に来ると,
そこで彼らは,
イエスと犯罪人とを十字架につけた。
犯罪人のひとりは右に,
ひとりは左に。
そのとき,イエスはこう言われた。
『父よ。彼らをお赦しください。
彼らは,
何をしているのか自分で
わからないのです。』
彼らは,
くじを引いて,イエスの着物を分けた。
民衆はそばに立ってながめていた。
指導者たちもあざ笑って言った。
『あれは他人を救った。
もし,神のキリストで,
選ばれた者なら,
自分を救ってみろ。』
兵士たちもイエスをあざけり,
そばに寄って来て,
酸いぶどう酒を差し出し,
『ユダヤ人の王なら,自分を救え。』
と言った。
『これはユダヤ人の王。』
と書いた札も
イエスの頭上に掲げてあった。」
2023-04-02