アブラハムとロトとの別れ
(創世記13:8,9)
「争うのはやめよう。
あなたの前には
幾らでも土地があるのだから,
ここで別れようではないか。
あなたが左に行くなら,
わたしは右に行こう。
あなたが右に行くなら,
わたしは左に行こう。」
神の特別な恵みにより,
アブラムと甥のロトは
多くの羊や牛を所有する者となりました。
けれども,
家畜のことで悩ましい問題が発生します。
アブラムの提案は驚くべきものです。
「あなたが左に行くなら,わたしは右に,
右に行くなら,わたしは左に行こう。」
ロトは自分の目を信じ,
見えるところに従って選びます。
うわべしか見ずにロトは,
罪深いソドムやゴモラの繁栄に
魅力を感じたのです。
この後,ロトは苦難に会います。
(創世記19:29)口語訳
「こうして神が低地の町々をこぼたれた時,
すなわち
ロトの住んでいた町々を滅ぼされた時,
神はアブラハムを覚えて,
その滅びの中からロトを救い出された。」
2024.1.28