1ペテロ解説 2024.6.9
イエスの弟子のペテロの書いた,
小アジア(今のトルコ)の
諸教会に宛てた手紙です。
苦難に会ってのの希望を
書いています。
口語訳
○
1ペテロ1章
「たましいの救い」
(1ペテロ1:8-9)
「あなたがたは,
イエス・キリストを
見たことはないが,
彼を愛している。
現在,見てはいけないけれども,
信じて,言葉につくせない,
輝きにみちた喜びにあふれている。
それは,信仰の結果なる
たましいの救を
得ているからである。」
主イエスを信じることによって,
たましいの救いが得られます。
見ないで信じることは喜びです。
○
1ペテロ2章
「キリストの模範」
(1ペテロ2:20-21)
「悪いことをして打ちたたかれ,
それを忍んだとしても,
なんの手柄になるのか。
しかし善を行って苦しみを受け,
しかも
それを耐え忍んでいるとすれば,
これこそ
神によみせられることである。
あなたがたは,
実に,
そうするようにと
召されたのである。
キリストも,
あなたがたのために苦しみを受け,
御足の跡を踏み従うようにと,
模範を残されたのである」
キリストは,
わたしたちのために
苦しみを受けました。
キリストはわたしたちの模範です。
○
1ペテロ3章
「祝福を受け継ぐ」
(1ペテロ3:9)
「悪をもって悪に報いず,
悪口をもって悪口に報いず,
かえって,
祝福をもって報いなさい。
あなたがたが召されたのは,
祝福を受け継ぐためなのである」
悪に悪を報いるのでなく
祝福することが神の教えです。
わたしたちが
祝福を受け入れる手段です。
○
1ペテロ4章
「罪をおおう」
(1ペテロ4:8)
「何よりもまず,
互の愛を熱く保ちなさい。
愛は多くの罪をおおうものである」
互いに愛し合うことが,
互いの罪を赦し、
消し去ることになります。
○
1ペテロ5章
「思い煩い」
(1ペテロ5:7)
「あなたがたの思い煩いを,
いっさい神にゆだねなさい。
神があなたがたのことを
心配してくださるからです」
思い煩い,
心配を神にゆだねることが
わたしたちの生き方です。