ぶどう園の歌
(イザヤ5:1)
「さあ,
わが愛する者のためにわたしは歌おう。
そのぶどう畑についてのわが愛の歌を。
わが愛する者は,
よく肥えた山腹に,
ぶどう畑を持っていた。」
「愛するもの」とは,
ぶどう畑の所有者である神です。
「ぶどう畑」とは,
イスラエルの民です。
神は,イスラエルの民を愛しています。
しかし,
イスラエルの民の裏切りに対しての
神の怒りは大きいのです。
わたしたちは,
唯一の神に答えて生きたいと思います。
☆彡
(イザヤ5:1-7)
「さあ,
わが愛する者のためにわたしは歌おう。
そのぶどう畑についてのわが愛の歌を。
わが愛する者は,
よく肥えた山腹に,
ぶどう畑を持っていた。
彼はそこを掘り起こし,
石を取り除き,
そこに良いぶどうを植え,
その中にやぐらを立て,
酒ぶねまでも掘って,
甘いぶどうのなるのを待ち望んでいた。
ところが,
酸いぶどうができてしまった。
そこで今,
エルサレムの住民とユダの人よ,
さあ,
わたしとわがぶどう畑との間をさばけ。
わがぶどう畑になすべきことで,
なお,
何かわたしがしなかったことが
あるのか。
なぜ,
甘いぶどうのなるのを待ち望んだのに,
酸いぶどうができたのか。
さあ,今度はわたしが,
あなたがたに知らせよう。
わたしがわがぶどう畑に
対してすることを。
その垣を除いて,
荒れすたれるに任せ,
その石垣をくずして,
踏みつけるままにする。
わたしは,
これを滅びるままにしておく。
枝はおろされず,草は刈られず,
いばらとおどろが生い茂る。
わたしは雲に命じて,
この上に雨を降らせない。」
まことに,
万軍の主のぶどう畑はイスラエルの家。
ユダの人は,
主が喜んで植えつけたもの。
主は公正を待ち望まれたのに,
見よ,流血。
正義を待ち望まれたのに,
見よ,泣き叫び。」
農夫とぶどう畑のたとえによって,
神の愛と,
イスラエルの反逆を表わしています。