（１ いやしのために）
傷のついた道
（詩篇１３９：２３，２４）
「神よ。
私を探り，私の心を知ってください。
私を調べ，
私の思い煩いを知ってください。
私のうちに傷のついた道があるか，
ないかを見て，
私をとこしえの道に導いてください。」
「ダビデの賛歌」として，
全知の神への深い感謝の詩です。
ダビデの神への祈りです。
ダビデは，自分のうちに「傷のついた道」，
苦痛の原因となる誤った生き方が
あるかないかを，
知らせてくださいと言います。
そして，「とこしえの道」，
神の与えてくださる正しい道に
導いてくださいと言います。
問題解決（こころのいやし）の第一歩は，
ダビデが祈ったように，
わたしたちも自分の誤った生き方が
何かを知ることが
救いの一歩となるのではないでしょう。
この詩篇のイメージは，
新聖歌３３３に載っています。
「神の時の中に」
（新聖歌３３３）
１．
示し給え 深い主の御心（みこころ）を
御神の時の 流れの中で
すべては 益となりぬ
２．
示し給え 歩むべきわが道を
御神の時の 流れの中で
すべてを 感謝しつつ
主は，私たちに主の道を教えてくださいます。
ダビデは，主の道を求めました。
（詩篇２５：４，５）
「主よ。あなたの道を私に知らせ，
あなたの小道を私に教えてください。
あなたの真理のうちに私を導き，
私を教えてください。
あなたこそ，私の救いの神，
私は，
あなたを一日中待ち望んでいるのです。」
神は，間違いなく，
真理の道を私たちに示してくださいます。
（ローマ８：２８－３０）
「神を愛する人々，すなわち，
神のご計画に従って召された人々のためには，
神がすべてのことを働かせて
益としてくださることを，
私たちは知っています。
なぜなら，神は，
あらかじめ知っておられる人々を，
御子のかたちと同じ姿に
あらかじめ定められたからです。
それは，
御子が多くの兄弟たちの中で
長子となられるためです。
神はあらかじめ定めた人々をさらに召し，
召した人々をさらに義と認め，
義と認めた人々には
さらに栄光をお与えになりました。」
2014-06-14
