万事を益とする神
(ローマ8:28)
「神を愛する人々,すなわち,
神のご計画に従って召された人々のためには,
神がすべてのことを働かせて
益としてくださることを,
私たちは知っています。」
(ローマ8:28)
困難の中にあるとき,
この聖書の言葉が,神様が与えてくださるなら,
困難が解決し,万事が益となります。
「すべてのこと」とは,過去の事柄,
今の状況,よいと思われること,
失敗と思われるものすべてです。
わたしたちが神を愛したとき,
神はこれらを,
すべて良いことにしてくださいます。
悪いことを,益に変えてくださいます。
これは,全知全能の神,
愛なる神だけができることです。
次のような方に慰めのことばとなると考えます。
○
長期にわたる悩み,苦しみ,
傷つき,喪失感などから
「なぜ,こんなことが,
この私の人生に 起こったのか,
それが起こったことの意味」
を長い問探し求め続け,
しかしいくら求めても求まらず,
苦しみ続けている方
○
患難について,
パウロは次のように述べています。
(ローマ5:1-21)
「ですから,
信仰によって義と認められた私たちは,
私たちの主イエス・キリストによって,
神との平和を持っています。
またキリストによって,
いま私たちの立っているこの恵みに
信仰によって導き入れられた私たちは,
神の栄光を望んで大いに喜んでいます。
そればかりではなく,
患難さえも喜んでいます。
それは,患難が忍耐を生み出し,
忍耐が練られた品性を生み出し,
練られた品性が希望を生み出すと
知っているからです。
この希望は失望に終わることがありません。
なぜなら,私たちに与えられた聖霊によって,
神の愛が私たちの心に注がれているからです。」
2016-05-09