霊を御手にゆだねる
(ルカ23:46)
「イエスは大声で叫んで,言われた。
『父よ。わが霊を御手にゆだねます。』
こう言って,息を引き取られた。」
「父よ,
わたしの霊を御手にゆだねます」
(ルカ23:46)
とは,
子なる神であるイエス・キリストは,
父なる神にすべてを
委ねますということです。
子なる神イエス・キリストは,
御自身を父なる神に委ねました。
イエス・キリストは,
父なる神にすべてを明け渡しました。
私たちはイエス・キリストに
すべてを委ね,
聖霊の働きにより,
神に望みをかける生き方を学びます。
「父よ。わが霊を御手にゆだねます。」
は,イエス・キリストの祈りです。
私たちもこの祈りを
共にしたいものです。
(ルカ23:44-49)
「そのときすでに
十二時ごろになっていたが,
全地が暗くなって,三時まで続いた。
太陽は光を失っていた。
また,神殿の幕は真二つに裂けた。
イエスは大声で叫んで,言われた。
『父よ。わが霊を御手にゆだねます。』
こう言って,息を引き取られた。
この出来事を見た百人隊長は,
神をほめたたえ,
『ほんとうに,
この人は正しい方であった。』
と言った。
また,この光景を見に集まっていた
群衆もみな,
こういういろいろの出来事を見たので,
胸をたたいて悲しみながら帰った。
しかし,イエスの知人たちと,
ガリラヤからイエスについて来ていた
女たちとはみな,
遠く離れて立ち,
これらのことを見ていた。」