【備忘録11月の山③】 11/23 摩周岳~第一展望台から
秋の道東旅、最終日は軽く摩周岳に上がって帰ることにして、コースは行ったことのなかった第一展望台からのピストンコースとした。外輪の縁に沿って、摩周ブルーを眺めながらのなかなかいいコースでした。
【備忘録11月の山②】 11/21 雄阿寒岳
毎年行っていた秋の道東旅、今年は遅れ気味になったが、22日の月曜日を休暇で埋めて4日間の旅。1日目はのんびり東を目指し足寄で車中泊し、2日目は雄阿寒岳へ上がった。夜中に降った雨は山では雪だったようで、見事な樹氷を眺めながらの1日ハイクとなった。翌日はグルメの日、厚岸まで足を延ばして牡蠣を仕入れて堪能した
8/30 藻琴山
羅臼岳を降りて、ホテル地の涯の前にある無料の露天につかりゆっくりしてるとこれから移動するのが面倒になってきたが、ウトロから函館に一気に戻るのはキツイので、とりあえず弟子屈まで戻っておくことに。翌日近場で手軽な山ということで藻琴山へハイキングしてきた。往復しても2時間足らずの山ではあるが展望はよい山です。たった1000mの山なのに赤くなったナナカマドもあり、秋の足音が感じられる時間でした。
8/29 羅臼岳~三ツ峰
月曜日に休みが取れて3連休となったので久しぶりにぺテカリへ行ってみようと出かけたが、緊急事態宣言によりまさかの元浦川林道の閉鎖・・・。緊急事態宣言の発出で林道閉鎖とは聞いたことがなかったのでまさかとは思ったが、遠路はるばるやってきたのだしこのまま帰るのはガソリン食っただけになってしまう。かといってどっか近場の日高の山とは思っても、先々週の野塚での地図・GPS忘れ事件もあったしここまでくるとなんだかツイてない。そこで思い切って方向転換して土日の2日間だけでは厳しい、知床は羅臼岳に行ってみることにした。
羅臼岳は4年ぶり(前回は網走勤務時代に羅臼側から)だったが、相変わらずの百名山といった感じで人の多さに閉口する。こういう流行り病のご時世なのに大きな声ではしゃいで登ってる人も多数。申し訳なかったが、挨拶されても無言で行き違い。不快に思った方もいたかもしれないが仕方がない、許してください。
頂上は時折ガスがかかるものの展望は良好で、やはりここはシリエトク、最果て感が感じられる。人だらけの頂上を後にして帰りに寄った三ツ峰には人もおらず、スマホに加藤登紀子の知床旅情が入っていたのを思いだし、一人歌詞を口ずさみながら黄昏て帰ってきた。
10/12-15 道北、道東遠征
(4日目)武佐岳
4日目、最終日は武佐岳とした。出発時は天気もよく、頂上からの展望を期待していたのだが5合目を過ぎるころから雲行き怪しく、ついには雪が降りだす始末に。まあこんなこともあるだろうとピークハント的山行になってしまった。下山後は今回の第2の目的でもあったグルメツアー、浜中町の小松牛乳に始まり、厚岸森高牧場のソフト、生ガキにししゃも、大ラスは釧路駅のいわしのほっかぶり鮨で締めくくった。
10/12-15 道北、道東遠征
(3日目) 10/14 西別岳~摩周岳
3山目は道東に移り、西別岳から摩周岳へピストンしてきた。意外と距離はある(往復で14.7km)が道はよく整備されアップダウンもそんなにないのでのんびりと歩ける。摩周岳頂上からは眼下に真っ青な水をたたえた摩周湖と火口跡の向こうにはでっかく広がる根釧原野を望む。道東は本当に北海道らしくてやっぱりいいところだ。下山後はこれまた久方ぶりの標津にある川北温泉へ、休日なので人がいるかと思いきや貸し切り状態で1時間も湯につかってのんびりした。
10/12-15 道北、道東遠征
(2日目) 10/13 ピッシリ山
2山目は幌加内町と羽幌町の境界にある天塩山地の最高峰、ピッシリ山とした。なかなかのロングコースなので、予報によれば10時過ぎには台風一過でピカピカに晴れることを信じて・・・。出発時はどんより曇っていたが、予報どおり徐々に雲がとれて頂上に着くころには快晴に。気持ちの良い稜線歩きができる山だが、とにかくアップダウンが多く距離も長い(往復で17.5km)ので日帰り登山としては非常に疲れる山であった。
10/12-15 道北、道東遠征
(1日目) 10/12 敏音知岳
3連休に1日有給をくっつけて道北、道東遠征に行ってきた。1山目は道北は中頓別町の敏音知岳、704mの低山ではあったが山腹の紅葉が見ごろで頂上からは海の向こうに利尻山を望むことができた。下山後は音威子府駅に行って名物の駅そばを食した。
7/15 暑寒別岳(箸別コース)
花の時期に訪れようと思っていた暑寒別岳の箸別コース、もう少しは良い天気になるのではと期待していたのだが、やはりこのところの悪いパターンに嵌っているようで7合目から上はガスで、頂上からの眺望はなかった。しかしながら7合目から上のお花畑は評判通り見事なものだった。今回の目的の1つでもある増毛山地の固有種のマシケゲンゲもまだまだ咲いていて、初対面をかなえられたのはとてもラッキーだった。
でもやっぱり・・・、お花畑がきれいだっただけに晴れていたらもっときれいなんだろうと思うと残念だが、たぶんもう一週遅れではここまで花がもっていたかと思うし(実際7日の記録ではチングルマがもっと咲いている写真が載っていたが、今週はほぼ散っていたので・・・)、なかなかベストな時期と天候(と休み)が合うのは難しいものだ。
ところで気になっていた本州方面の梅雨明け、遅れているようだがようやっと出口が見えてきているような気がする。去年は異常なまでに早い梅雨明けの速さで連日快晴の中楽しめた7月の後立山連峰と劔立山遠征だったが、今年は裏銀座を歩くのと去年やり残した不帰の嶮(唐松岳~白馬岳)を歩いて上高地から白馬岳までの表銀座~裏銀座~後立山前半の縦走を完成させたいと思っている。そして秋には白馬岳~親不知までの後立山後半も・・・。今週辺りからはますます天気予報から目が離せなくなってきた。
【ここから花畑が広がります】
【シナノキンバイ】
【チシマギキョウ】
【チシマフウロ】
【シナノキンバイとハクサンイチゲ】
【マシケゲンゲと初対面】
【雪解けすぐのところにはチングルマ】
【頂上からは展望なし】
【チングルマの穂】
【マシケゲンゲ】
【アキノキリンソウ】
【シナノキンバイとハクサンボウフウ】
【マシケゲンゲとヨツバシオガマ】
7/14 黄金山
週末になると天気が悪くなるという山屋泣かせの天気が続いている。今週もあまり天気は望めなかったが、せっかくの3連休だったのでちょっと遠征をして、花見を目的に暑寒別岳の箸別コースとセットで黄金山を登ってくることにした。
黄金山は浜益まで来ると富士型をした異様な雰囲気を醸し出している山で、浜益界隈の山からは非常に目立つ山で気になっていた。登りわずか1時間ちょっとの山だったが、湿度が異常に高く意外にも急登な行程に汗だくだくでの登頂となった。眺望は期待していなかったが、ほんのひと時雲が切れて、以前登った群別岳が全貌を現したのはラッキーだった。
【ブドウマイマイ】
【旧道は意外にハード、ちょっとなめてかかってました】
【黄金山頂上】
【浜益~群別~奥徳富】
【群別岳だけほんのひと時雲が取れました】
【頂上手前のピーク 眺望はこちらからの方がいい】
【頂上】
【林道の入口にて】
4/1 くもり ひとり
7:00 羅臼中学校裏
8:00-8:45 英嶺山頂上
9:30 羅臼中学校裏
充実した錐山の後はからまつの湯まで足を延ばして、露天でビールをやりながら至福の一夜を過ごした。翌日は引っ越しの準備もあったのでサクッと登って降りてこれて展望のよさそうな羅臼の裏山、英嶺山へ。最後に知床の山を眺めてオホーツク網走を離れたかったのだけれど、雲がかかりがちで残念だった。また道東に戻って来いよということか・・・。
【羅臼の街】
【頂上は初めから見えている】
【知西別岳も横断道路が開いたら行く予定だった・・・】
【頂上三角点と羅臼岳】
【知床連山は雲がかかりがちで残念】
【北方領土はほんとに近い】
3/31 晴れ ひとり
林道ゲート 8:35
林道終点 9:35
516ポコ 10:10
804ポコ 10:45
錐山 11:20-13:00
林道ゲート 16:00
網走にいるうちに行きたいと思っていた山をやっつけてきた。1月に瑠辺斯岳へ登った時に眺めた、尖ってきれいな登高欲をそそられていた錐山へ。
林道はしょっぱなの橋が壊れていたが、そんなに深くなかったので何とか川へ降りて越えた。分岐は左に入り、その後は林道終点まで行って川の二股の間の尾根にとりつく予定だったが、取り付き付近まで行くとなんかめんどくさそうだったので、一つ手前の登りやすそうな516ポコを目指すルートに変更する。ポコまではなかなかの急登だったが、その後は素直に尾根をたどり604ポコまで来ると錐山をとらえる。頂上直下はハイマツが出ていたがトータル3時間足らずで頂上。
頂上からは絶景が広がる、標津山地は標高こそ低いけれど面白そうな山がいっぱいだ。尖山もいっておきたかったが、次回道東勤務になった時までお預け・・・。しばし景色を楽しみながらビールをあけて、もと来た道を戻る。途中でフキノトウを少しいただいて、下山後に久しぶりにいった養老牛温泉のからまつの湯で一杯やりながら天ぷらにしていただいた。
【瑠辺斯岳から望む錐山(1月)】
【今回のルート】
【林道ゲートから出発】
【604ポコ近くまで来ると、斜里岳を背負って歩く】
【錐山への稜線へ乗っかる】
【もう少しで頂上(右側のピーク)】
【頂上はすっかりハイマツ】
【頂上三角点と斜里岳】
【斜里岳】
【海別岳】
【標津の山々】
【パノラマで(クリックで1920幅)】
【いい山でした】
【カラマツの湯で祝杯】
流氷を見に上がったのだけれど、海は一面の雲海でダメだった。
今日は節分、恵方巻を今年の方角の南南東に向いて食して降りてきた。
【頂上から・・・流氷ではなく、湖面が凍っているだけ】
【南南東をむいて・・・】
1/28 晴れ ひとり
9:15 野中温泉ー11:30 雌阿寒岳 12:00ー 13:15 野中温泉
記録によれば9年前の夏以来となる雌阿寒岳へ行ってきた。今日は全部で10人くらい、踏み跡バッチリでスノーシューは不要だけど森林限界を越えるとクラストしているのでアイゼンがあった方がいいかも。今季初のアイゼン歩行で雪がきしむ音が心地よかった。天気はもう少し良いのを期待していたのだけれど頂上に着くころにはガスがかかったり消えたりするちょっと残念な天気になってしまっていた。それでも時折、雄阿寒、阿寒富士が望めたのでよしとする。下山後は20年ぶりとなる野中温泉で温まってきた。硫黄臭立ち込める温泉らしい温泉で露天はいつまでも入っていられる温めの湯がまたいい。
ところで、今回もまたバラクラバを忘れてしまい頬が凍傷になりかかるが、このところ気になっていた足のつま先の冷えはプラブーツをはくとだいぶ抑えられた。やっぱり厳寒期はプラブーツでないとダメなことを実感する。先々週の野塚岳はスカルパの冬用の靴で行ったのだけれど防寒の点ではやっぱりプラブーツにはかなわないのだね。
【アカエゾマツの林を行く】
【森林限界を抜ける】
【フップシ岳を望みながら】
【クラストしていてアイゼンが心地よい】
【阿寒富士】
【9年前の夏】
【雌阿寒岳頂上】
【ポンマチネシリ火口と雄阿寒岳】
【9年前の夏】
【あんなのが降ってきたらひとたまりない】
【20年ぶりに入った野中温泉、いい温泉でした】