親父は、誰からも、みとられぬまま、自宅で息を引き取った。
普段どうり、朝ごはんを食べて一息ついて、また床に入ったらしい。
お袋が、昼食の知らせに行った時には息をしていなかったらしい。
俺も救急車よりも早く、家に駆けつけたが、家族誰一人も、親父と会話する事が出来なかった。
これが、親父、または、残された家族にとって、後悔することになるだろうか?
それは違うと想う。
枕元で家族に見取られ、逝ってしまうかた。あるいは不慮の事故で逝ってしまうかた。又は親父のように
急死してしまうかた。いろいろ形態が違う。
どのかたも、息を引き取る一秒前までも懸命に生きようとしていたと思う。
親父も長い闘病生活のはてに、誰に迷惑をかけることもなく、気遣ってあの世に召されたのだと思う。それが天命だと思う。
われわれ家族は、これからの人生を、親父に負けないくらい、精一杯生きて供養したいと思う。
合掌。
普段どうり、朝ごはんを食べて一息ついて、また床に入ったらしい。
お袋が、昼食の知らせに行った時には息をしていなかったらしい。
俺も救急車よりも早く、家に駆けつけたが、家族誰一人も、親父と会話する事が出来なかった。
これが、親父、または、残された家族にとって、後悔することになるだろうか?
それは違うと想う。
枕元で家族に見取られ、逝ってしまうかた。あるいは不慮の事故で逝ってしまうかた。又は親父のように
急死してしまうかた。いろいろ形態が違う。
どのかたも、息を引き取る一秒前までも懸命に生きようとしていたと思う。
親父も長い闘病生活のはてに、誰に迷惑をかけることもなく、気遣ってあの世に召されたのだと思う。それが天命だと思う。
われわれ家族は、これからの人生を、親父に負けないくらい、精一杯生きて供養したいと思う。
合掌。