八月、おやじが死んでから、命の感覚について考えるようになった。人は死の時期がくるとそれを認識してるのだろうかと?
おやじは、頑固で、ふだん俺にありがとうと、言う言葉なんてくれたことがなかった。それが死の一週間前頃に、ある出来事に、その言葉を聞いた。死の瞬間をみとる事が出来なかったので何も言葉を交わす事が出来なかった。死期が、もしわかっている者に対して延命が望ましいのかは不明に思う。俺はエンディングノートでも書いておこうかな……
おやじは、頑固で、ふだん俺にありがとうと、言う言葉なんてくれたことがなかった。それが死の一週間前頃に、ある出来事に、その言葉を聞いた。死の瞬間をみとる事が出来なかったので何も言葉を交わす事が出来なかった。死期が、もしわかっている者に対して延命が望ましいのかは不明に思う。俺はエンディングノートでも書いておこうかな……