泌尿器科が好きなタダのおっさん

_とある医局の風景をつづります_

腫瘍内科

2024年07月25日 15時37分34秒 | ぼやき
こんにちはえーじです。
7月になり、だいぶ暑くなりましたが、体調はみなさんいかがでしょうか。
月に1回風邪をひいているのですが、今回は手足口病にかかりました。発熱し、その後皮疹がでて落ち着くまで1週間かかりました。
みなさん大人の手足口病は重症かしやすいので、気をつけましょう。
ところで、自分はいま腫瘍内科の研修をしています。
上司の意向もあり、がん薬物療法の専門医をとりましょうとのことで、3ヶ月間研修をさせていただいています。
泌尿器は前立腺、腎、尿路、精巣と悪性腫瘍の化学療法を扱いますが、最近1stl ineで腎がんでも複数選択肢がある中ややこしくなってきたなとおっくうな気持ちになることも多いですが、他のがんの勉強をすると遺伝子変異の有無で治療の選択肢が大きく変わったり、選択肢が多すぎるがんもあります。これから遺伝子変異による治療も泌尿器分野でも広がってくることが考えられ、さらに治療の幅が増えることが予想されます。
今後に先立ち今のうちにしっかり勉強して今後の治療に役立てられるよう努力しようと思います。
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あなたにとって「希望」とは?

2022年11月01日 17時30分21秒 | ぼやき

寒くなったので最近は白湯を飲んでます。Can doです。

 

皆さんは「パンドラの箱」という小話を知っていますか?

【ゼウスがすべての悪を封入した箱を地上最初の女性パンドラに贈り、決して開けてはならないと命ずる。

パンドラが地上で好奇心から箱を開くと、あらゆる災禍が外へ飛び出したが、彼女があわてて蓋をしたので「希望」だけが底に残った。】

出典:(株)朝日新聞出版発行「とっさの日本語便利帳」/とっさの日本語便利帳について

という内容です。このことからパンドラの箱とは「触れてはいけないもの」の例えとして用いられます。

 

ずっと引っかかっていたことがあります。

あらゆる悪が封印されていた箱の中に「希望」が入っていました。

つまり、「希望」とは実は「悪」ではないでしょうか。

実際に、希望があっても叶うことは少なく、失望・絶望という苦しみを繰り返します。

 

この3年弱はそういう日々でした。希望を何度も何度も打ち砕かれ、挫折の毎日でした。

ただ望んだ結果通りにはなりませんでしたが、諦めることで何とか別の道を見つけることができました。

希望を捨てたほうが、道が開けたのかもしれません。

皆さんにとって「希望」とは「善」と言い切れますか?

 

なんて、こんな話題をするのは「パンドラの箱」を開けてしまったかもしれないですね。

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実験

2022年10月12日 16時08分55秒 | ぼやき

どうもエージです。

いつもは北陸の観光とかをのせていましたが、今回は別テーマで更新します。

いま大学院2年目で、4月から病棟業務から離れ、外来と外勤と実験を行なっています。

半年間いまの実験テーマで研究をしているのですが一つの区切りとなりそうです。

路線変更です。笑

前データと実験データ、予測ともずれが生じて、今のまま続けても難しそうになりました。

ミーティングで結果がいまいちな報告をして、今後は難しいかもとなった時の周囲のフォローがものすごい早くあたたかかったです。逆につらい。笑

何人かは同じ道を通ってきたようです。

まだ、確定ではないので、もう少し納得いく(諦める方の)データを確認し、次のテーマに移行をしていこうとおもいます。

やった分だけ、結果になるとは限らないという分野なので、もどかしい気分でいっぱいですが、きりかえていこうと思います。

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2022年04月19日 12時52分57秒 | ぼやき

こんにちはエージです。

兼六園

春になり、環境も多少変化しましたが、今年は職場の異動はなく、病棟から研究の本格化となりました。

大学病院の駐車場には桜の木が咲いているのですが、4月の上旬に満開になっていて綺麗に咲いていました。

去年はバタバタとしていて、スケジュール管理もいまいちできていなかったため、自由時間を作ることができず。

今年はなんとか自由時間を作り、家族と兼六園のライトアップに行ってきました。

兼六園の春のライトアップは桜の満開に合わせて行われるため、今年は4/3-4/9の7日間でした。

コロナ禍ではありましたが、感染対策をしっかりしながら綺麗な桜を眺め、今年度1年間を公私共に充実した1年にしたいと思います。

写真は兼六園のライトアップの写真です。

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今日のにゃんこ

2021年06月03日 08時54分35秒 | ぼやき

はじめまして。エージです。

5年ぶりに大学に戻ってきました。

あっという間の5年間で、変わったことを適宜報告してみようと思います。

まず、猫を飼いました。

紹介します。

名前:ラテ

性別:女の子

種類:ノルウェージャンフォレストキャット

性格:一般的には温厚 ラテは凶暴かつ甘えん坊

うちの娘と同サイズの巨大ネコです。

いずれはもう1匹飼いたいものです。

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ガッキー

2021年05月29日 08時03分54秒 | ぼやき

初めまして、のすけです。ガッキーが結婚しました。僕とではありません。

なんでだろうとずっと考えています。テレビの画面越しではいつも僕にだけ笑顔を向けていたはずなのに。

キスシーンがあってもガッキーは「あくまでもビジネスキスだよ」と言って僕を安心させてくれたのに。

仕事とプライベートは混同しない、割り切る人だと思っていました。

ビジネスキスでも、あれよあれよと気持ちが高まってしまうのでしょうか。

結婚おめでとう、そして今までありがとうガッキー。君の笑顔で僕はここまでいくつもの困難を乗り越えられました。

『マイボスマイヒーロー』のガッキーは最高に可愛く、受験勉強を頑張れたのはいい思い出です。またDVD借りて観るね。『逃げ恥』はもう観ないけど。

 

 

 

さーて、今田美桜ちゃんのドラマ観よーっと。

 

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ひっかき傷

2021年05月22日 14時21分02秒 | ぼやき

こんにちは、バードです。

 

世の中には悪いことをする人がいるものです。

車にひっかき傷がついていました。

実は3年前にも、左側面に長い傷をつけられたことがあります。

今回は車一周。

 

前回は警察署に届け出ましたが、犯人は見つかりませんでした。

車のひっかき傷は、なかなか犯人が見つからないようです。

車両保険で修理可能でしたが、等級が下がるため修理しませんでした。

正解でしたね。まさかもう一度されるとは。

車が赤くて目立つのが悪いのでしょうか・・・

今回は面倒なので警察には届け出ません。

 

不思議なもので、前回はしばらく落ち込みましたが、

今回は30分ほどで何も感じなくなってきました。

 

ただ、、、

嫉妬か憂さ晴らしか分かりませんが、何の生産性もない、

他人の足を引っ張るような幼稚な行動は、

ひっかき傷に限らず、みんなが不幸になるだけですね。

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繰り返される よくある話

2021年03月29日 10時20分53秒 | ぼやき

ガンジーです。

年度替わりは異動の季節ですね。医局内も、引っ越しの準備をする方々の荷物が目立つようになってきました。

異動に伴うのは、出会いと別れ。この言葉を聞くと、僕はポルノグラフィティの『サウダージ』の歌詞を連想します。別れる男女の、女性から男性への想いを歌った曲です。

サウダージという単語の意味は知らなかったのですが、『郷愁、憧憬、思慕、切なさ、などの意味合いを持つ、ポルトガル語、スペイン語、ガリシア語の単語』だそうです(wikipediaより)。男女の別れに限らず、この時期に感じる何とも言えないもの寂しさに通じる部分もありそうですね。

 

密かに胸にサウダージを抱えながら、新天地へ向かうお世話になった方々のご活躍を祈っています。

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泌尿器科、名前どうにかならんのか問題

2020年08月03日 01時19分07秒 | ぼやき

ただいま金沢! 3年ぶりに戻って参りました、雑草系女医らくだです。

梅雨も明けた今日この頃、どうしても言いたいシリーズの1つ、「泌尿器科 名前どうにか ならんのか」問題を投下せざるを得ない。

 

当科は日頃のちょっとした健康相談から難病まで、救急から緩和まで男性も女性も、子供も高齢者も、幅広く対応している科です。

扱う臓器も多く、腎・尿管・膀胱・前立腺・尿道・陰茎・精巣・副腎・後腹膜など多岐に渡ります。

診察、検査、手術、術後管理の一連の流れを自分たちでほとんど完結できる一方、内科・外科・その他さまざまな科とも連携して診療にあたっており、そのやりがいは計り知れないものがあります。一人で行える手技手術がたくさんありどこの病院でも頼りにされますし、他科の手術前に尿道バルーンが入らないときなど、颯爽と現れて華麗にバルーンを入れて去っていく泌尿器科医はまさにヒーロー(ヒロイン)です。

さらに、ロボット手術の先駆けであったり、移植医療が発達していたり、新しい抗癌剤が次々に発表されたりと、目まぐるしくアップデートされる内容に日々刺激され、全く飽きることのない科の代表格といっても良いと思います。

 

さて、研修医の先生に向けた集まりでお仕事をさせて頂く機会があるのですが、そこでは大体上記のようなことをお話ししています。研修医の先生達も概ね同じ思いのようです。最近は昔と違って皆さんよく下調べをして来られますから、科の特性なんかも大体理解した上で参加されます。泌尿器科という科の将来性を確信し、期待に目を輝かせています。

 

しかし。

 

泌尿器科を目指す研修医のほぼすべてが、ある問題をぶつけてきます。それは

 

名前どうにかならんのか問題

 

です。

そしてどうにもならんです。

数年前、ある研修医の先生に「泌尿器科って『泌』も『尿』も『器』も卑猥ですよね」と言われたときには思わずなるほど、と言ってしまいました。

かくいう自分も、親に進路を説明するときには何とも言えない気持ちだったのを覚えています。

医者でもない素人の両親にとって、泌尿器といえば頻尿・尿漏れ・性病のイメージしか湧き得ないからです。

本当はカッコいいのに。カッコいいからこそ、伝わらなくて、悔しい。

患者様に、「手術は外科の先生がしてくれるんですよね」と言われるたびに、認知度の低さを思い知らされます。

心臓外科とか、救命救急とか、最近は病理科や放射線科もドラマ化される時代、泌尿器科がドラマ化されることは無いのですよ。

もっと合コン映えするようなネーミングにならないかしら、と常日頃思っていたところ、勉強会で出会った他大学の先輩Dr.がこの問題に終止符を打ってくださいました。

それは…

 

我が科にはこのネーミングに耐えられる人材のみが集まっている

 

ということ。これが当科の最大最強の魅力であります。当科のキャラクターを決定づける要素といっても過言ではない。

面白いことに、これうちの大学だけじゃなくて日本全国みんなそうなんです。勉強会のバックヤードで大盛り上がりでした。

これ、泌尿器科に入った人にしか分からないだろうな。この科に入って正解だったな。うふふ。

これを読んでほくそ笑んでいる研修医の諸君、泌尿器科、何が良いって、人が良いんです。薄々気づいてたでしょ?

今年は専門医試験。プライドをもって『泌』『尿』『器』科医を名乗れるよう、精進します。

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暖かいと更に眠い

2020年02月18日 23時08分57秒 | ぼやき

ガンジーです。

暖冬ですね。過ごしやすくてありがたい限りですが、その裏で毎年恒例のスキー旅行が中止となり、代わりのイベントとして、先日温泉旅行が開催されました。参加者の皆様はお疲れ様でした。

私はスキーが滑れないので、正直なところ今回の変更は願ったり叶ったりでした。来年以降はスキー旅行に戻ると思われますが、たまにはこのような年があっても良いかもしれませんね(主観)(願望)(写真撮り忘れた)

平年よりは暖かいとはいえ、まだまだ寒い日が続きます。皆様も体調には十分注意してお過ごしください。

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