お久しぶりです。
3年ぶりくらいでしょうか?
ニックネームでさえ忘れてしまったたっけー(たしかこれ?)です。
みなさまのおかげで先日、合否は別として無事に専門医試験を終えることができました。常日ごろからご指導ありがとうございます。これからもどうぞよろしくお願いいたします。
さて、
今日は日直ですが、専門医試験が終わり、勉強することがなくなって、逆に何をすればいいかわからない、そういう状態におちいりました。全く電話もかかってこず、そうこうしていたら昼になりましたので、ひさびさ?に北極の出前をとることにしました。チキンカツを注文し、15分ほどで料理が届きました。ちょうど千円でした。自販機でお茶を買い、さっそく食べ始めたところ、2分ほどで当直PHSに電話がかかってきました。どうも番号からは他科の医者からのようです。嫌な予感・・・。
たけ:「はい、もしもし」
他科:「当直の先生でしょうか?お忙しいところすみません。実は尿道カテーテルが入らない人がいまして。看護師が3人がかりでやったそうですが無理だったようですので、先生すいませんがみていただけますでしょうか?」
たけ:(まじすか・・・。)「わかりました、すぐに行きます!」(せっかくごはん食べてたのに・・・。)
たけ:(しかも3人がかりでダメならカメラ使わないとダメかも・・・)
仕方ないのでご飯は中断してすぐにその病棟に向かいました。
病棟に着いて、いったいどんな老人だろう、と想像しながら病室に入りました。
患者をみると、かなり若い、当然泌尿器科受診歴などない男性でした。(なんでこの人のカテが入らないの?)と瞬時に思いましたが、まずは自分で普通に入れてみることにしました。
早速外尿道口で少し抵抗を感じました。(狭い?)さらに進めました。(いつひっかかるかなー?)さらにさらに進めました。
たけ:(・・・・、あれ、これたぶん入ったぞ・・・・・・??)
ばっちり尿も逆流してきました。担当の看護師が、
「先生ありがとうございました!」
たけ:いえいえ。(3人がかりてあんたらどんだけ下手なの??普段どうしてる!?)
患者:あれもう入ったんですか?ありがとうございました!先生ぼく入りにくいんでしょうか??
たけ:うーんそうですね入り口がほんの少し狭いかなー。(なぜならへたくそだからです。)
たけ:それでは失礼します。また何かありましたら連絡ください。(もうやめて。)
・・・みなさんもこういうご経験がいくどもあるかと思います。ただ、今回はあまりにも簡単すぎました・・・。
なんとも不完全燃焼な気持ちで医局に帰ってきたときにはもちろんチキンカツは冷めてました・・・。
当科の先生が看護師むけに尿道カテーテル留置の勉強会を開くと言っていましたが、それはかなり有意義なのかもしれないと思った出来事でした。
ちなみに、これは悪口ではありません!たまたまご飯中でイラっときただけです。明日にはたぶん忘れてます。
気を悪くされた方もしいらっしゃったらすいませんでした!!
それでは今日はこれで失礼します。
また書きます。