泌尿器科が好きなタダのおっさん

_とある医局の風景をつづります_

新規記者参入&新規記事

2007年07月26日 22時25分02秒 | 学会
こんにちは。
この度、新規記者に任命されました「担当者1」です。
小生は、小さじ一杯程度に前立腺癌を研究している、カレー好きです。

さて、プロフィールは追々記事にすることとして、早速ニュースを配信いたします。

昨日、前立腺癌に対する密封小線源療法の世界的な権威であらせられまする、カルフォルニア大学サンフランシスコ校泌尿器科教授、篠原克人先生(写真右)と、昭和大学附属病院泌尿器科准教授、深貝隆志先生が当院にいらっしゃいまして、ご講演を賜りました。

アメリカにおける密封小線源療法の現状と最新情報を、前立腺全摘や放射線外照射、ホルモン療法などとの比較を交えながら、非常にわかりやすくご講演くださり、泌尿器科医のみならず放射線科の先生も多数参加され、会場に立ち見が出るほどの大盛況でございました。

これまでわれわれは高線量組織内照射を主軸におこなってまいりまして、かなりの症例数と良好な成績が得られております。密封小線源療法は保険適応になって日が浅く、まだ症例数が少ないのですが、今後ジャパンではますます盛り上がってくる治療法であり、スペシャリストからのご講演を拝聴するという大変貴重な体験ができ、知見を深められたことは、本当にありがたき幸せと感じている次第でございます。

今後、高頻度に記事を投稿していく所存でございますので何卒よしなに。


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3 コメント

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関西での権威は? (ササイ)
2007-07-31 11:18:10
はじめまして、ササイと申します。
関西での小線源療法に関して高名な先生はいらっしゃるのでしょうか?もしご存知ならば教えてください。
よろしくお願い申し上げます。
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オウソリテイ (担当者1)
2007-08-01 13:39:57
ササイ様、御コメントありがとうございました。小市民の担当者1です。関西では京都府立医科大学泌尿器科の三木恒治教授が京阪神では最も早く(2005年)から前立腺密封小線源療法を行っていたようで、その筋の権威かと存じます。保険適応となってからはまだ日が浅いため、その後に導入した病院では症例数は少ないと思います。
 和歌山県立大学、奈良県立医科大学、大阪大学、滋賀医科大学、近畿大学等の大学病院泌尿器科でも行っているようですが、一般病院でも現在ぞくぞくと導入を開始しているようでございます。
 本日新規記事投稿されたみたいですので今後ともごひいきに。
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ありがとうございます (ササイ)
2007-08-03 15:39:54
担当者1様、コメントありがとうございます。
やはり京都府立医大であったので安心しています。
早速、受診します。ありがとうございます。
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