専門医試験

どうも。

ひさしぶりの投稿のガッシーです。

去る9月23日に専門医試験が東京で行われました。

ペーパー試験は100問を2時間半で、その後に続く口頭試験は症例提示の合間の設問を約20分ほどかけて回答するというものでした。

 

口頭試験に関しては、

PSA高値、低エコー域、直腸指診での硬結から、次に行うべき検査と患者への説明は？→前立腺生検とその合併症

生検の病理スライド→グリーソンスコアを付ける→GS４＋４

次に行うべき検査は？→MRI（できれば生検前）、胸部-骨盤CT、骨シンチによるステージング

MRIの画像所見→T2強調で低信号、拡散強調で高信号域、精嚢に及ぶ→T3b

最終診断：cT3bN0M0

行うべき治療は？→内分泌療法+放射線根治照射（ブラキーセラピー含む）

（CAB＋IMRT74Gyが行われ）PSA推移→CAB（LH-RHアナログ+ビカルタミド）継続中のPSA failure

→次に行うべきことは？→AWSの確認、AA交代療法

→AA交代後のPSA failureにはどうするか？→（エストラサイト→）ドセタキセル+デカドロン

 

と、泌尿器科医以外の方には？？な内容で恐縮ですが、大変盛り沢山な内容でした

あと、密室に偉いおじさん達（ではなく大先生）３人 vs 自分１人というのは緊張するんだな、というのが、大変良く分かりました

冒頭の写真は、試験終了後、一息ついて金沢へ戻る前の腹ごしらえのために頼んだ食事を撮影したものです。

（東京駅構内の、らーめんストリートの一角、むつみ屋というお店）

黄色い液体は隣の人の、ではなく、自分のです。頑張ったご褒美ということで、ご容赦ください。

発表は１０月下旬らしいです。次回は朗報をお伝えできることを祈りつつ、本日はこの辺で