今月初旬に行われた、広島市の姉妹都市ホノルル市への親善訪問から無事帰国した広島観光親善大使。
短くも中身の濃かった親善訪問の様子を中安 美樹さん、木本 知佳さん、橋本 奈美希さんがリレーで伝えてくれます。
今回は、中安 美樹さんの報告(後半)をお楽しみください!
親善訪問三日目は、ワヒアワ・ワイアルア広島県人会の新年宴会、「第18回ホノルルフェスティバル」親善の夕べに参加しました。
オアフ島中央に位置するワヒアワへは、ホノルル広島県人会のトマ会長、サイキ前会長ご夫妻、次期会長のナガオさん、メンバーのシェリルさんが車で連れて行ってくださいました。
約1時間のドライブ中には、最近始まったJ-POPのみを放送するラジオ局のこと、ハワイの天気は細かく変わるため "micro weather"と呼ばれること、今はプランテーション農場はほとんど残っていないこと、パイナップルの栽培方法(!)など、たくさんのお話を聞くことができました。
ワヒアワ・ワイアルア広島県人会の交流会は、ワヒアワ龍仙寺に隣接するマツウラホールで行われ、とてもアットホームな雰囲気で進められました。
≪会場での様子≫
≪県人会役員のツジハラさんと≫
頂いた昼食は、酢の物や巻き寿司など、ハワイの食材を使った和食が並び、日本人であることを大切に思われているんだなと感じました。
≪ハワイ風にアレンジされた日本食が並んだ昼食≫
私たちが広島の地名を入れ、替え歌で歌った『Take me home, Country roads』(カントリーロード)も、皆さんとても喜んでくださいました。
帰るときには、「遠いところまで来てくれてありがとう」と声をかけてくださる方もいらっしゃり、とても感激しました。
≪「カントリーロード」広島バージョン、皆さんに楽しんでいただけました!≫
≪お土産にもみじ饅頭を皆さんにお配りしました≫
≪ワヒアワ・ワイアルア広島県人会の皆さんと≫
* * * * *
さて、この日はワヒアワからの帰りに、ホノルル広島県人会のメンバーで元アメリカ陸軍大佐であり日系2世のクロダさんに、「ぜひ見てほしい場所がある」とパールハーバーに連れて行っていただきました。
クロダさんの実家は、真珠湾を見渡せる場所にあり、1941年の真珠湾攻撃のときの様子をお話してくださいました。とても驚き、衝撃を受けたとおっしゃっていました。
≪高台から見たハールハーバー。中央の辺りに戦艦ミズーリとアリゾナ記念館があります。≫
≪ハールハーバー・ヒストリック・サイト(ビジターセンター)≫
ハワイは楽園のイメージが強くありますが、実際にパールハーバーを訪れたことで、戦争の悲しい歴史もあるということを痛感しました。
ヒロシマのことを多くの人に知ってほしいと思うのと同じように、私たちもハワイについて知らなければならないことがあると思いました。
今回、このような機会をいただけたことを本当に感謝しています。
夜はハワイ・コンベンションセンターにて開催された「第18回ホノルルフェスティバル・親善の夕べ」に参加しました。
「親善の夕べ」には、「第18回ホノルルフェスティバル」参加団体の方々はもちろん、地元ハワイの方、旅行者の方も参加できる大変規模の大きなイベントで、会場全体が大いに盛り上がっていました。
途中、「ベスト貢献賞」の授与式がステージで行われ、私たち訪問団も13回連続の参加団体として表彰され、渡田団長がステージに上がりました。
≪「ベスト貢献証」授賞式で。辻野ホノルルフェスティバル財団理事長と渡田団長≫
ステージでは高知県から参加の「須賀連」による“よさこい”の踊りが披露され、最後には参加者全員での総踊りに!
私たちもステージにあがって、踊りに参加しましたよ!
様々な国や地域からの参加者の方々と交流することができ、国際色あふれるとても楽しい夜でした。
≪ステージではハワイ、日本からの音楽や踊りのパフォーマンスが披露されました≫
≪大使3人もステージに上がって総踊りに参加しました!≫
≪踊りに参加されていた市長、そして市長夫人と一緒に≫
* * * * *
四日目は、ホノルル広島県人会の新年宴会、親善訪問最後の公務となる「第18回ホノルルフェスティバル・グランド・パレード」に参加しました。
日本文化センターで行われたホノルル広島県人会の新年宴会は、およそ150人が参加され、私たち訪問団は各テーブルに1人づつ座り、県人会の方々との交流を深めました。
広島のことを懐かしそうに話してくだる方、先日広島に行ったよと教えてくださる方、今の広島の様子を聞かれる方など、遠いハワイでもこのように広島を想ってくださっていることに感動しました。
≪ホノルル広島県人会の皆様と≫
≪“年女”の中安さんに辰年カレンダーのプレゼント≫
途中、訪問団の紹介をしていただき、私たち大使3人は『ひろしま気分』、『Take me home, Country
roads』の2曲を披露しました。とても緊張していましたが、皆さまが曲に合わせて手拍子をうってくださり、嬉しかったです。
≪「ひろしま気分」を歌う大使≫
≪「カントリーロード」広島バージョン、とっても盛り上がりました!≫
大使3人で、参加者お1人お1人にお配りした「もみじ饅頭」も、とても喜んでいただけました(^^)
広島の味を楽しんでいただけて嬉しかったです!
≪会場をまわって「もみじ饅頭」を配る大使≫
今回の親善訪問、そして、「第18回ホノルルフェスティバル」を締めくくる「グランド・パレード」では、カラカウア大通りをオープンカーに乗ってパレードしました!
カーライル市長、日系の「桜の女王」に続き、沿道に集まった多くの観客の皆さまに、「アロハ!」と挨拶をしながら笑顔で手を振りました。
≪パレードの様子≫
渡田団長の広島ハッピが目立っていたため、「HIROSHIMA~!」と声をかけてくださった方も多くいらっしゃいました(^^)
約30分のパレード時間でしたが、天気も持ちこたえ、無事に終えることができ、ホッとしました。
パレード終了後の会場視察では、各国からの参加団体による迫力あるパフォーマンスも見ることができました。
≪パレード後に「桜の女王」(ミス・チェリーブロッサム)の皆さんとも交流≫
≪ミス・ハワイ・フィリピン、ミセス・ハワイ・フィリピンのお2人と≫
夜には、ホノルルフェスティバルの締めくくりとなる「長岡花火」がワイキキビーチに打ちあがりました。ハワイで見る日本の花火は、今回の親善訪問の思い出と相まって、本当に感動的でした。
* * * * *
4泊6日という短い期間でしたが、現地ではカーライル ホノルル市長をはじめ、多くの名士の方々にお会いし、この親善訪問が重要な役割を担っているということを実感しました。
今回、訪問団の一員として参加できたことを、光栄に思います。
訪問中には、広島県人会の皆さまをはじめ、日系移民の方々に多くお会いし、日系人の方々の日本への深い想いを感じました。ハワイへの移民が最も多かった広島の歴史を垣間見たようにも思います。
また、「第18回ホノルルフェスティバル」参加者の皆さまとは、国や文化を越えた交流ができました。
そして、日本の参加団体の方々のパフォーマンスからは、前向きな力強さを感じました。
多くの人と出会い、多くのことを学んだ、とても有意義な4日間でした。
最後になりましたが、広島、ホノルル両市の末長い交流を願うとともに、今回お世話になった皆さまに心からの感謝を申し上げます。
(中安 美樹)
第18回ホノルルフェスティバル・ホームページ
短くも中身の濃かった親善訪問の様子を中安 美樹さん、木本 知佳さん、橋本 奈美希さんがリレーで伝えてくれます。
今回は、中安 美樹さんの報告(後半)をお楽しみください!
親善訪問三日目は、ワヒアワ・ワイアルア広島県人会の新年宴会、「第18回ホノルルフェスティバル」親善の夕べに参加しました。
オアフ島中央に位置するワヒアワへは、ホノルル広島県人会のトマ会長、サイキ前会長ご夫妻、次期会長のナガオさん、メンバーのシェリルさんが車で連れて行ってくださいました。
約1時間のドライブ中には、最近始まったJ-POPのみを放送するラジオ局のこと、ハワイの天気は細かく変わるため "micro weather"と呼ばれること、今はプランテーション農場はほとんど残っていないこと、パイナップルの栽培方法(!)など、たくさんのお話を聞くことができました。
ワヒアワ・ワイアルア広島県人会の交流会は、ワヒアワ龍仙寺に隣接するマツウラホールで行われ、とてもアットホームな雰囲気で進められました。
≪会場での様子≫
≪県人会役員のツジハラさんと≫
頂いた昼食は、酢の物や巻き寿司など、ハワイの食材を使った和食が並び、日本人であることを大切に思われているんだなと感じました。
≪ハワイ風にアレンジされた日本食が並んだ昼食≫
私たちが広島の地名を入れ、替え歌で歌った『Take me home, Country roads』(カントリーロード)も、皆さんとても喜んでくださいました。
帰るときには、「遠いところまで来てくれてありがとう」と声をかけてくださる方もいらっしゃり、とても感激しました。
≪「カントリーロード」広島バージョン、皆さんに楽しんでいただけました!≫
≪お土産にもみじ饅頭を皆さんにお配りしました≫
≪ワヒアワ・ワイアルア広島県人会の皆さんと≫
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さて、この日はワヒアワからの帰りに、ホノルル広島県人会のメンバーで元アメリカ陸軍大佐であり日系2世のクロダさんに、「ぜひ見てほしい場所がある」とパールハーバーに連れて行っていただきました。
クロダさんの実家は、真珠湾を見渡せる場所にあり、1941年の真珠湾攻撃のときの様子をお話してくださいました。とても驚き、衝撃を受けたとおっしゃっていました。
≪高台から見たハールハーバー。中央の辺りに戦艦ミズーリとアリゾナ記念館があります。≫
≪ハールハーバー・ヒストリック・サイト(ビジターセンター)≫
ハワイは楽園のイメージが強くありますが、実際にパールハーバーを訪れたことで、戦争の悲しい歴史もあるということを痛感しました。
ヒロシマのことを多くの人に知ってほしいと思うのと同じように、私たちもハワイについて知らなければならないことがあると思いました。
今回、このような機会をいただけたことを本当に感謝しています。
夜はハワイ・コンベンションセンターにて開催された「第18回ホノルルフェスティバル・親善の夕べ」に参加しました。
「親善の夕べ」には、「第18回ホノルルフェスティバル」参加団体の方々はもちろん、地元ハワイの方、旅行者の方も参加できる大変規模の大きなイベントで、会場全体が大いに盛り上がっていました。
途中、「ベスト貢献賞」の授与式がステージで行われ、私たち訪問団も13回連続の参加団体として表彰され、渡田団長がステージに上がりました。
≪「ベスト貢献証」授賞式で。辻野ホノルルフェスティバル財団理事長と渡田団長≫
ステージでは高知県から参加の「須賀連」による“よさこい”の踊りが披露され、最後には参加者全員での総踊りに!
私たちもステージにあがって、踊りに参加しましたよ!
様々な国や地域からの参加者の方々と交流することができ、国際色あふれるとても楽しい夜でした。
≪ステージではハワイ、日本からの音楽や踊りのパフォーマンスが披露されました≫
≪大使3人もステージに上がって総踊りに参加しました!≫
≪踊りに参加されていた市長、そして市長夫人と一緒に≫
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四日目は、ホノルル広島県人会の新年宴会、親善訪問最後の公務となる「第18回ホノルルフェスティバル・グランド・パレード」に参加しました。
日本文化センターで行われたホノルル広島県人会の新年宴会は、およそ150人が参加され、私たち訪問団は各テーブルに1人づつ座り、県人会の方々との交流を深めました。
広島のことを懐かしそうに話してくだる方、先日広島に行ったよと教えてくださる方、今の広島の様子を聞かれる方など、遠いハワイでもこのように広島を想ってくださっていることに感動しました。
≪ホノルル広島県人会の皆様と≫
≪“年女”の中安さんに辰年カレンダーのプレゼント≫
途中、訪問団の紹介をしていただき、私たち大使3人は『ひろしま気分』、『Take me home, Country
roads』の2曲を披露しました。とても緊張していましたが、皆さまが曲に合わせて手拍子をうってくださり、嬉しかったです。
≪「ひろしま気分」を歌う大使≫
≪「カントリーロード」広島バージョン、とっても盛り上がりました!≫
大使3人で、参加者お1人お1人にお配りした「もみじ饅頭」も、とても喜んでいただけました(^^)
広島の味を楽しんでいただけて嬉しかったです!
≪会場をまわって「もみじ饅頭」を配る大使≫
今回の親善訪問、そして、「第18回ホノルルフェスティバル」を締めくくる「グランド・パレード」では、カラカウア大通りをオープンカーに乗ってパレードしました!
カーライル市長、日系の「桜の女王」に続き、沿道に集まった多くの観客の皆さまに、「アロハ!」と挨拶をしながら笑顔で手を振りました。
≪パレードの様子≫
渡田団長の広島ハッピが目立っていたため、「HIROSHIMA~!」と声をかけてくださった方も多くいらっしゃいました(^^)
約30分のパレード時間でしたが、天気も持ちこたえ、無事に終えることができ、ホッとしました。
パレード終了後の会場視察では、各国からの参加団体による迫力あるパフォーマンスも見ることができました。
≪パレード後に「桜の女王」(ミス・チェリーブロッサム)の皆さんとも交流≫
≪ミス・ハワイ・フィリピン、ミセス・ハワイ・フィリピンのお2人と≫
夜には、ホノルルフェスティバルの締めくくりとなる「長岡花火」がワイキキビーチに打ちあがりました。ハワイで見る日本の花火は、今回の親善訪問の思い出と相まって、本当に感動的でした。
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4泊6日という短い期間でしたが、現地ではカーライル ホノルル市長をはじめ、多くの名士の方々にお会いし、この親善訪問が重要な役割を担っているということを実感しました。
今回、訪問団の一員として参加できたことを、光栄に思います。
訪問中には、広島県人会の皆さまをはじめ、日系移民の方々に多くお会いし、日系人の方々の日本への深い想いを感じました。ハワイへの移民が最も多かった広島の歴史を垣間見たようにも思います。
また、「第18回ホノルルフェスティバル」参加者の皆さまとは、国や文化を越えた交流ができました。
そして、日本の参加団体の方々のパフォーマンスからは、前向きな力強さを感じました。
多くの人と出会い、多くのことを学んだ、とても有意義な4日間でした。
最後になりましたが、広島、ホノルル両市の末長い交流を願うとともに、今回お世話になった皆さまに心からの感謝を申し上げます。
(中安 美樹)
第18回ホノルルフェスティバル・ホームページ