ウナギ調査 0624

川の水位はだいぶ落ちてきて、流れるゴミもあらかた消えたと思うので二度目のウナギ調査を開始する

ダイソーで鈴とケミカルライトを買って、昼寝をしてから午後の四時に出撃した

現場に到着したら、まず明るいうちに３号機まで仕度をしてからエサの小鮎釣りをする作戦だ！

そしていつものごとく忘れ物に気づく

(゜◇゜)ｶﾞｰﾝ

鈴は持ってきたのにケミカルライトを全部忘れてきた＿|￣|○

音とヘッドランプだけが頼りの釣りになってしまう

因みに…

鈴とケミカルライトはダイソーより釣具屋の方が安い事が分かってしまった！

次に買うときは釣具屋のを買うことにしよう

さっそくドブを開始する！

解禁当初ほどでは無いが２時間でエサは充分確保できた！

ブッコミポイントに戻りウナギ調査を開始～

五分もしないうちに鈴が鳴り出した！

まだ明るいのでどの竿のアタリなのか判別はすぐについた

一番浅い所に投げたヤツだ！

巻き取り開始するがやたらに重たい？

でも泳がない　(￣。￣;)

ヤツだな　(;￢_￢)　何度か味わった事の有る手応えだった…

そして予想通り顔を出したのはコイツ！

月の友達だよ　(+。+)ｱﾁｬｰ

生意気にガジガジと噛み付いてくる

逃がしてやろうかな～？

板前上がりのＯ君は捌けると言ってたから一応キープして喰うか聞いてみよう

しばらくしてラインで返事が有り、来週鍋にして成仏させることになった

そうこうしてる間に真っ暗闇に変わる

蚊取り線香に火を入れてジックリと待つ事にした

今日は何時までやろうかな～？

(-.-)y-~~

(-.-)y-~~

15分ほどだった頃、背中側からザワザワと音が聞こえてきた

(~。~;)?　なんだろ？

良く聞く耳馴れた音だが何の音だか判らなかった

川の流れと釣り竿を正面に、背中に鈴木ジャガーが停めてあり音はそのジャガーの遥か向こうからだんだんと近づいて来る様に聞こえていた

気味が悪いのでヘッドランプの灯りを頼りにそちらの方を見に行くと

　なんじゃこりゃ～

幅５メートルほどの川がこちらに迫ってくる！

ヤバいぞΣ(ﾟДﾟ；≡；ﾟдﾟ)

まず獲物のスッポンと稚鮎の魚籠を避難させ、竿を立ててる三脚ごと移動した

糸を巻き取り仕掛けを回収してる余裕は無かった

最後にジャガーのエンジンを始動してヘッドライトをハイビームに切り替え広い範囲の様子を確認した

　…っと同時にザアッと音を立てて濁った水が一気に本流へ流れ込むところだった

運転席の二メートル横に川が出現している

このまま少し様子を見る事にして更に水位が増す気配が有れば釣り具を諦めて車で逃げようと考えていた

20～30分は待っただろうか？

小川の様に安定して流れる水は濁りも消えて増水の気配は無い

そもそも何でこんな明後日の方向から水が流れてきたんだ？

ダム放水の警告ランプも電光板も消灯してる

夕立も降ってないし…（´-`）.｡oO

数分後コナンよろしく推理が完成した

俺様の推理は…

①数日前からダム放水で本流は増水中

②田んぼ用水が溢れない様に取水堰のゲートを低く設定していた

③ダム管理事務所から放水量を落とすと漁協と水路組合に連絡

（おそらく18時前後）

④今度は田んぼ用水が涸れない様にゲートを平水位置まで上げる

⑤ダム放水の減少影響がここに届くまで２時間ほどかかる為に取水堰の越水が川幅いっぱいで発生

⑥越水した水が今まで川原だった所を流れ始める

⑦その越水のひとつが偶然俺様のジャガーに到達

素晴らしい推理だね～　

この推理が正しければ数時間後に小川は消えるハズだ

車から降りて釣りを再開した

21:40　月が昇り風が冷たくなった

22:00　月が川面に映り小川の水位が減った気がする

22:20　小川はほぼ消滅して生臭い匂いが漂い出した

そして23時…

撤収する事にした

アタリが一度有ったがバラシ

恐らくナマズ君かニゴイだったと思う

そんな訳で…
この日の調査結果は月とすっぽん！ウナギは顔を見せず

狙うポイントが良くないのかも？

もう少し情報を集めて勉強して見よう…

σ(^◇^;)