第六回 チーム念仏鯛定例会

三週間前のバーベキュー場では何も釣れなかった念仏メンバーだった

今回は多少の釣果が出ているムギマル釣りにて定例会をやる事になった

今さらだが…

麦の育つ時期に釣れる小型のスルメイカをムギイカと呼び、初夏に釣れる小さなケンサキイカをマルイカと呼んでいるが、地方・地域により呼び名が違うので正確に言うならスルメケンサキ釣りと言うんだろう…

どちらにせよ『小型のイカ』を釣るのでアタリサワリの見極めが釣果の差に出る

大雑把な俺様にはとても不向きな釣りだと言える

現在三時半を回ったところ…

港には五時半集合なので、便所で用を済ませたら出発しようと思う

海に向かう道中、伊勢原で根掛かりさんを拾い港には五時半前に到着

あみだくじで右舷オオドモを引いたが…

お隣には車中同様に根掛かりさんが居る！

そこだけが気掛かりだな～

(￣。￣;)

お天気は暑くも無く寒くも無い陽気

釣れると良いが…（´-`）.｡oO

乗合の客が早めに全員揃ったので定刻より少し早く出港した！

南側に向かう船は最初のポイントで停まる

ここは『浜の黒ヒョウポイント』と呼んでる

サーキットの狼を知ってる人なら解るだろう

♪(´ε｀ )

誰もアタリが出ないので直ぐに場所移動して、三石の南側で再開するが…

ここでもアタリは皆無

3分仕掛を出すとすぐに上げてと声が掛かり15分走る

やっとこ仕掛を降ろすとすぐ『上げて～』の号令が聞こえてまた20分ウロウロ

最初のうちは微妙にポイントをずらしてくれたが

９時を過ぎたあたりからはぐるりと回って結局同じ場所に仕掛を降ろす繰り返し

同じ事を何度もやってるから釣れないのは分かると思うが…

(;￢_￢)

とうとう上がりの時間まで同じ場所に居続けてノーヒットの１日は終了した

もうこの船には乗りたくなくなったよな～

同じ場所に何度もチャレンジしたのは魚探に反応が有るからだろう…

活性が上がるのを待っていたと思えばまだ我慢が出来るが

風に向けて船をたてる前とか、船足が停まる前にどうぞ～の号令を出すからオマツリが頻発した

全員の仕掛が落下してる最中に船が風に向けて90度旋回するのでマツルのは当たり前だろう…

俺様は二回連続でオマツリしたのですぐに投入のタイミングを遅らせて、船が立つのを待ってから投げ入れる作戦に変更したからその後は祭らなかったが

ほかの人達は…　言うまでも無いだろう

そしてむなしく帰路に就く

こんな状況でメンバー五人中四人がＢＯＳＥだったのに、番長が奇跡とも言える二杯をゲットしてチャンピオンになった

根掛かりさんを送り届けて帰宅直前…

突然バタバタとエンジンルームから音がし始めた

Σ(ﾟДﾟ；≡；ﾟдﾟ)　なんだ？

停まって確認しようと思ったが、我が家まで数百メートルだったので徐行しながら無事に到着

駐車場でボンネットを開けると　あらまあ！

(゜◇゜)ｶﾞｰﾝ　Ｖベルトが切れてる

オイルが漏れてまっ黒け(+。+)ｱﾁｬｰ

愛車のスズキJaguarも11万キロ走ってるからな～

明日は修理工場に持ち込んで直して貰わなきゃ

釣りはとうぶんお休みにするようだね～

。゜(゜´Д｀゜)゜。