


4R 香港ヴァーズ
グローリーヴェイズが2019年に続き当レースを制覇。2着にイギリスのパイルドライヴァー。このレースは4番のステイフーリッシュに密かに期待していて、ステフの単勝とグローリーヴェイズとのワイド、3連単マルチにも入れて激走を期待。レースはそのステイフーリッシュがほぼ逃げるかたちで進む。4角までは何とかいい感じで来ていたけれど直線力尽きた。パイルドライヴァーが勝つ勢いの最後の直線でグローリーヴェイズが差し切り勝利。3連単は1パイルドライヴァー軸の非国民的な買い方にバチが当たったのか驚異的な大トリガミ。3着は5番人気なのにこれしかつかないか。。。オッズは全く見ていませんでした。


5R 香港スプリント
痛ましい大事故が発生。アメージングスターが最終コーナーで故障発生により落馬。直後を追走していたナブーアタック、ラッキーパッチ、ピクシーナイトが巻き込まれて落馬。ピクシーナイトの福永騎手は地面に投げ出された。香港の2頭は予後不良。ピクシーナイトはしばらくたってから骨折が判明。ユーイチも鎖骨骨折。ダノンスマッシュもほぼ直後にいたにもかかわらず、転倒した馬をジャンプして避けて奇跡的に落馬は逃れた。レースはレシステンシアが最後に追い込んで2着を確保したものの、1番人気馬と3番人気馬が事故に巻き込まれ中止で波乱の結末。


7R 香港マイル
このレースは週中から検討していて参考レースなども視聴。香港の4レースの中では一番の勝負レースだった。ただ心情的には引退レースのインディチャンプに勝って欲しいし2着はサリオスで日本馬のワンツーで香港の怪物を負かすという多分に情緒的なストーリーの組み立て。3連単はゴールデンシックスティ軸のマルチで押さえておいて、フォーメーションでインディ→サリオス→ゴールデンなどを太くした馬券で勝負。インディチャンプの単勝ももちろん追加した。マイルCSで最終コーナー周ってサリオスが先頭にいるところに外からインディチャンプが交わして2頭が一瞬抜けた絵が、この香港のゴール前。外からゴールデンシックスティが猛追するがその2頭に届かない・・・というまさに妄想の世界。
結果はゴールデンシックスティが危なげなく抜けだし、8番人気のモアザンディズが2着。サリオスは3着。インディチャンプは差のある5着だった。モアザンディズの目が引けたのは、参考レースでゴールデンを追い詰めた僅差のレースがあったから。
インディチャンプにはお疲れさまと言いたい。常にGⅠでも直線一旦先頭ってレースが多かった気がする。惨敗はしない本当に強い馬だったと思う。何年後かに彼の子供たちがターフを駆ける姿を楽しみにしています。


8R 香港カップ
このレースは4レースの中でも最も堅いレースだと思っていた。ラヴズオンリーユーとヒシイグアス、ドバイオナーの3頭で何もない。万が一のためにレイパパレまで持っておけば安心、との認識で3連単は千円単位。さらにラヴズとヒシイグアスの馬連を持っておいて万全と思っていた。結果は先に抜けだしたロシアンエンペラーが勝つ勢い。外からヒシイグアスが差し込んでその2頭で決まるかと思われたゴール前50mメートル。その2頭の間を割ってラヴズオンリーユーが競り勝って突き抜けた。これで同一年度海外GⅠ3勝の偉業。そしてラヴズもこのレースで引退。それにしてもこの世代の牝馬は強かった。桜花賞→グランアレグリア、オークス→ラヴズオンリーユー、秋華賞→クロノジェネシスと、牝馬3冠を分けあって古馬になってからのそれぞれの活躍は言わずもがな。あとは最後のクロノジェネシスの有馬記念はどうなるのか。歴史に残る同期牝馬の子供たちの対戦も今から楽しみになってきます。馬券は3着馬は完全ヌケで馬連のみのほぼ元返し。
結局4レース中3レースは当たっているのに、浮きは1,960円だけ。ジュベナイルフィリーズもカペラSもやられているので、1日で見たらトリガミの結果。でもなかなか楽しめた香港競馬でした。
