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Ｊ・バーベラ氏死去　トムとジェリーなど創作(共同通信) - goo ニュース
Yogi Bear's co-creator dies at 95(CNN)
Joseph Barbera, Half of Duo Behind Beloved Cartoon Characters, Dies at 95(New York Times)

ウィリアム・ハンナとジョセフ・バーベラは間違いなくアメリカのアニメ界においての最強コンビです。

何と言ってもこのコンビの代表作のひとつが「トムとジェリー」。ネコとネズミの追いかけっこという
あまりにも単純すぎる1話あたり7分くらいのものを、活き活きとした（時には生々しい？）描写と軽妙な音楽、
そして何度見ても飽きることのないオチが今でも色あせないほどの魅力があります。

自分もちゃんと週末の朝、カートゥーンネットワークで放送されている「トムとジェリー」を観ています。
何度同じものを観たかと思うし、オチもわかっているのですが、それでも毎回こちらの期待を超える内容で
今も十分笑えます。当時、そして今でも似たようなアニメは作られていますが、やはり「トムとジェリー」を
超えることは難しいでしょう。

「トムとジェリー」があまりセリフもないことから世界中で楽しまれた一方で「フリントストーン」は、
どちらかというとアメリカ国内での人気が高い作品だと思います。APの記事によれば「フリントストーン」は
テレビでプライムタイムに放送されて、かつ言葉遣いのおもしろさが受けたのです。記事にあるように、
「フリントストーン」は今で言うところの「ザ・シンプソンズ」の原型だと言えるでしょう。

ハンナとバーバラはどちらもアニメーターを目指してMGMに入ったわけではなく、バーベラは銀行員からの転身、
ジャーナリズムとエンジニアリングを専攻していたハンナは「生活のため」にアニメーターになったというのも
なかなかおもしろい話です。

実際のところ仲がよかったのか、仲良くケンカしていたのかはわからないですが、これからは、お先にあの世へ
向かったハンナと共に、天国をより楽しくできるようなアニメを作ることでしょう。