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日本の少女時代

2010-12-31 08:48:21 | その他ハロプロメンバー
スマイレージ、最優秀新人賞受賞!…日本レコード大賞 (スポーツ報知)

2010年のハロプロは、とにかく外野の勢力に圧されまくられて目立たなかった、
そんなことが言えると思います。えっ、娘。はまだやってたの?ハロプロって
まだあったの?それが世間の見方。多くのファンはその冷たい雰囲気を感じたし、
もちろん運営側もそこから何とかして失地回復を願い、あれこれと策を練ってきた、
というよりようやく動き出した1年でもありました。

今年メジャーデビューをしたスマイレージに対しても、そうしたハロプロの
空気の中で、正直なところどの話題もプラスではなくマイナスに見てしまう
傾向が強かったと思います。1万人のスマイルを集めるあの大作戦でもマイナス、
シングルのタイトルが変てこすぎてマイナス、個別握手会をやると発表して
これまたマイナス。スマイレージは全てが追い風だったとはいえないと思います。

だからこそ、昨日のレコード大賞で最優秀新人賞を獲得したことは、それまでの
良い悪い全部含めた努力の結果だと思います。

3年前℃-uteが最優秀新人賞を獲得した時は、これはいけるという根拠なき確信が
発表前から自分の中でもありました。ちなみに℃-ute以降、日本人がこの大賞で
最優秀新人賞を獲得したことはありませんでした。それはともかく、スマイレージが
出場した今回は℃-uteのときほどの確信はなかったです。上に書いたような
ハロプロへの向かい風だけでなく、特に今年を象徴してしまった韓国の女の子
ユニットを新人賞レースで相手にしなければなりませんでした。日本のメディアや
CDショップでの取り上げ方を見ていれば、果たして本当にスマイレージが本当に
最優秀新人賞を獲得できるかなと思っていました。

でも最後にファンへスマイル(と嬉し涙)を届けてくれたのはスマイレージでした。
あの4人の女の子達は、デビュー当時の公約どおりスマイルを増やすことができました。
それは、周囲の人間はともかく、彼女たちがインディーズから今日までやってきた
ほぼ全ての努力が決して間違いではなかったことの証明でした。同時にそれまでの
努力や不遇を知ってるからこその喜びに繋がったと思います。

そして、2010年12月30日が、韓国ではなく日本の少女の時代の幕開けになりました。


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