3月9日(日)、福岡県国際交流センターが主催する「“ちきゅう”を知る講座」の第2回講座が開講されました。この講座はバングラデシュと手をつなぐ会が共催となりコーディネートしました。
講演タイトルは「バングラデシュサイクロン被害報告会」。
岐阜女子大学南アジア研究センター研究員の日下部尚徳氏を講師に迎え、手をつなぐ会の理事である矢野孝明氏がコーディネーターを務めました。
始めに矢野氏よりバングラデシュの概要の紹介があり、続いて日下部氏より昨年11月にバングラデシュを襲った大型サイクロン“シドル”の被災状況が報告されました。
被災直後に現地入りし活動してこられた日下部氏の報告は非常に詳細かつリアルで、被災地の「現実」を目の当たりにする思いでした。土壌や住居など自然環境、生活環境の両面から解説されるバングラデシュの事情を聞いていくと、自然災害と隣り合わせの国・バングラデシュの実状が如実に描きだされてきます。
今回特に印象的だったのが、「被災地にもまずは生活がある」という言葉です。今回の講座を通して、このサイクロンの被害状況について知るだけでなく、現地で生活する人たちの目線に立って「私たちのやっていることが本当に現地の人たちに貢献できているのか」を常にふりかえることの重要性を改めて感じました。緊急援助と復興支援、援助する側の意識、日本の役割などについて深く考えさせられる講座でした。
(Y)
講演タイトルは「バングラデシュサイクロン被害報告会」。
岐阜女子大学南アジア研究センター研究員の日下部尚徳氏を講師に迎え、手をつなぐ会の理事である矢野孝明氏がコーディネーターを務めました。
始めに矢野氏よりバングラデシュの概要の紹介があり、続いて日下部氏より昨年11月にバングラデシュを襲った大型サイクロン“シドル”の被災状況が報告されました。
被災直後に現地入りし活動してこられた日下部氏の報告は非常に詳細かつリアルで、被災地の「現実」を目の当たりにする思いでした。土壌や住居など自然環境、生活環境の両面から解説されるバングラデシュの事情を聞いていくと、自然災害と隣り合わせの国・バングラデシュの実状が如実に描きだされてきます。
今回特に印象的だったのが、「被災地にもまずは生活がある」という言葉です。今回の講座を通して、このサイクロンの被害状況について知るだけでなく、現地で生活する人たちの目線に立って「私たちのやっていることが本当に現地の人たちに貢献できているのか」を常にふりかえることの重要性を改めて感じました。緊急援助と復興支援、援助する側の意識、日本の役割などについて深く考えさせられる講座でした。
(Y)
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