女王様の耳はロバの耳

ダイエット記録を中心にゆるりと。

新宿 音音(おとおと)

2013-12-21 23:47:20 | グルメ

ふとした事がきっかけて、普段だったら口も聞けないほど雲の上の「先生」と呼ばれる方と懇意になりました。

その先生の楽しみは、飲みに行って、そして自分がやっている「活動」について語る事。

あまりにも偉すぎて、こういう趣味の事を気軽に話せる人が周囲にいないようで。


そんな先生に今回連れていったもらったのは

新宿 音音



この場所は先生ではなく、一緒に行った私たちメンバーの中の一人が選びました。


なんせお代は先生持ち。あまり高すぎてもいけない。
かといって、先生と一緒にする食事。やすっぽいところでもいけない。
この飲み会は急に決まったので、忘年会シーズン、急遽予約を入れられるところも少なく。
私たちの職場と先生の職場に近くなければいけない。

割と厳しい条件の下、決まったお店ではありますが、雰囲気も料理もとてもよく、店員さんの接客も気持ちよく、皆が大満足したお店です。


何度も言いますが

「魚が嫌い」な私のために、今回も肉が入っているコース料理を選んでもらいました。
みんな、毎回迷惑かけてごめんよ;;


今回選んだコースは「弐の音」
5500円で人気のコースだそうです。


場所は新宿センタービル1階ですので、駅からちょっと歩くけど、今の時期ならイルミネーション楽しみながら行けます。

この忘年会シーズンによく取れたな~と思っていたのですが、店内の雰囲気は、確かに忘年会でわいわいがやがやというよりも、少人数のグループでゆったり静かに飲むという感じがお似合いに思いました。
一番うるさかったのは私たちじゃないか、と思うくらい(というか間違いなくうるさかった)店内は静かでした。
たまたまこの日がそうだっただけかもしれませんが。

店員さんも、バイトさんがばたばたと働いている感じは全くなく、立ち振る舞いもちょっとした質問(料理やお酒に関してなど)の受け答えも丁寧でハキハキとしていて気持ちよかったです。

ちょっとデートにはお値段張るけど、特別な日に彼と来てもいいかなー。




【前菜四種盛り合せ】 お頭海老の艶煮/黒酢蓮根/南京の琥珀ゼリー寄せ/胡麻豆冨美味餡掛け


まずは前菜。
もうこの時は、みんなお腹ペコペコで、出された料理をぱくついてしまいましたが、上品に盛り付けられていて、見ているだけで楽しい。
胡麻豆腐が特に美味しく、スーパーなどで売っているこんにゃくのような歯ごたえの胡麻豆腐とは一線を画してますね。

【月替り椀】 真鱈と白子の雪見椀


ええっ 鱈?白子?? とメニューを聞いた時、思わす吠えてしまいました(心の中で)

嫌いな魚の中でも、鱈は1、2位を争うほどダメな魚。
白子ももう、特に鱈の白子は脳みそ彷彿とさせるからダメダメ。

とはいえ、今日はお招きされたのだから、嫌な顔をしてはいけない。

椀を手にとって、くん と匂いを嗅いでみると、鱈特有のあの、「アンモニア」のような匂いが全くしない。
口に入れると実がホロホロと崩れて、白味噌仕立ての味噌汁ととても合う。
白子もねっとり滑らかな舌触り。鍋に入れっぱなしでボザボサになってしまった白子とは偉い違いです。


【お造り】 旬のお造り三種盛合せ


ぶりとまぐろと・・・白身魚はなんだったっけ;; 思い出せない。
刺身は魚嫌いといいつつも、大好きな料理。きっと骨とか皮がなくて、食べるのが簡単だからなんだろうけど。



【煮物】 蓮根饅頭 季節の餡掛け


蓮根といえばサクサクとした感触なんだろけど、すりおろすとねっとりとした食感になるんですね。
アツアツの餡がかかっていて、お酒がぐいぐいと進みます。



【焼物】 宮崎日南鶏の直伝酒蔵焼/金柑蜜煮/柚大根


こちらが魚嫌いの私のために、肉がある料理を選んでくれたという品
香ばしく、噛み締めると肉汁がじゅわーと出てくるのは非常に美味しかったのですが、いかんせん、ちょっと量が少なかったです><;;
あと、金柑ですが、こちらは特筆すべき事はなかったですね。
苦味もなくトロリと甘いのは、非常に手間暇掛けて煮詰めたのだろうとは思うのですが。
(こういう手間暇まで気が回らないダメな私)


【揚物】 河豚の唐揚げ
【食事】 季節の炊込みご飯
【デザート】 季節の手作りデザート

この当たりから、飲み物を白ワインのボトルにし、私が先生を中心に注いで回ったため、写真を撮っている余裕がなくなってしまいました。

先生の話も面白く大盛り上りで、正直写真をばしゃばしゃ撮っているのも失礼な感じがしてきたので。



先生は仕事柄日本全国を廻っていたので、お酒も今まで行った土地の話をしながらその土地のお酒を飲む事に。

長野県 真澄
新潟県 景虎
石川県 天狗舞

ただ、四国のお酒がなかったのが非常に残念だ、との事でした。



飲み会は非常に盛り上がり大成功。
先生も気をよくしてくれて、今度は自分のお気に入りのお店に連れていってくれる! との事。

今度は絶対に割り勘でいきましょう! と約束してその日はお開き。


楽しい飲み会でした。



SPICE cafe

2013-12-11 00:26:06 | グルメ
SPICE cafe



先日のデートで行ってまいりました、SPICE cafe です。

ふとした事がきっかけでこちらのお店の存在を知りました。
家から近所&父の墓がこの店の近くにある、という事からちょくちょくお昼には娘とお邪魔してましたが、ディナーコースは初めてです。

昼はふらっと行って適当に近所の公園などで時間潰しているんですが、さすがに夜はそれは無理だという事で予約を入れておきました。

ちなみに、こちらのお店は、2月になると、スパイスの仕入れ等のために、1ヶ月間まるまるお休みになります。
そのため、1月や3月はとても混み合いますので、行くのでしたら今のうちですよ!

HPはこちら



6時に予約を入れて横並びの席に通されました。
まずはビールを注文。彼はアイスの紅茶。
余談ですが、アイスティーという言い方がなぜか通じませんでした。レモンやミルクなどの選択肢もありません。
ただ、ミルクはついてきます。そういえば、ルタオでも、レモンとかミルクの選択肢なかったなー。



まずは「自家製くるみパン」
え?ここカレー屋さんでしょ?パン屋さんじゃないでしょ?というほどの美味しさです。
ほんのりあったか♪



ペアカレーコースを頼んだのですが、私は前菜を5種盛り合わせに。
写真だと6品ありますが、1品は先ほどのくるみパンに付けるクリームチーズです。

さすがスパイスカフェと名乗るだけあって、前菜からスパイスふんだんです。
店員さんが親切に説明してくれたのですが(ここの店員さんはみなとても対応がよいです)、ごめんなさい、何一つ覚えてませんです。
今度はメモ持っていきます。



彼は自家製ソーセージを。
ファスティングをやっているせいか、ちょっとこちらのソーセージの塩っけを感じました。あと、にんにくがちょっと効いてるかな。



コースとは別に頼んでいた、「野菜のピリヤニ」がきましたー。
ぱっさぱさの長いお米を炊き込んだものですが、食べてみるともっちもっちとしている。
そこにスパイスがまたたっぷりと使われているのですが、おっきいスパイス(桂皮とかグローブとか)をゴロっと入れるので、部分部分によって味が微妙に違うのもまた面白かったです。



お皿に盛った図。
キャベツの付け合せ(ややすっぱい?)とヨーグルトをお好みでかけていただきます。
店員さん曰く、ヨーグルトは好みが分かれるそうですが、私は美味しくいただきました。




ピリヤニが美味しくてついつい飲みすぎてしまう;;



メインのカレー登場。
私はサンバル(辛口)とチキン(中辛)
彼はラム(辛口)とココナッツ(甘口)を注文。

カレーの福神漬け感覚の、小松菜の炒めたものと、マッシュポテトのようなものが来ました。

ピリヤニを盛ったお皿に半分白いご飯を盛り付けてくれます。


これが・・・
食べログなどでもこの部分に関しては意見を述べてる人多かったですが、私的にもこれ
「ないわー」
でした。

飯盒みたいなステンレスの容器にご飯がいっぱい入っているのですが、これを喫茶店とかで「お水のおかわりいかがですか」という感じでよそってくれるます。
その際スプーンでよそるのですが、そこにご飯がべっとりついていて見た目よろしくありません。。。

あと、ご飯のおかわりをくれる事を知らなかった私たちは、白いご飯をとうに食べ終わってしまい、残りのカレールーを持て余してしまいました。
ピリヤニとかにもかけて食べられるんだけど、純粋にカレーの味を楽しみたかったので。

ご飯をおかわりよそってくれる事に気がついたのは、かなり時間が経って、
「もうおなかいっぱい」とギブアップしたころでした。

となりの大テーブルに座った家族連れも
「ご飯少ないね・・」「おかわりとかないのかな」と言っていたから、店員さんの説明を私たちが聞き逃したわけではなさそうです。




自家製デザート2種
私は はちみつのジェラートと木ノ実のタルト
彼は栗のムースとチョコレートケーキをチョイス。

ジェラートにはカルダモンの粉末がかかってました。
アイスにスパイス?? と思いましたが、意外なほどに風味がアイスの甘味をマッチしてました。



最後はチャイで締めました。
コース料理は最後コーヒか紅茶なのですが、+300円するとチャイが選べます。

スパイスの香りが効いていて、これまた堪能させていただきました。


私がダイエット中という事もあって、食が最近細くなったため、ピリヤニやカレー等結構な量を残してしまいましたが、いつもお昼に行く時は

「あれ? もうちょっとなら食べられるかも」と思ってしまうくらい、胃にもたれないです。
とはいえ、ここ、ライスの大盛りは出来ますが、昼時は追加注文出来ないそうです。私はそもそも追加注文やってみた事ないですが、他の方のクチコミに書いてありました。
行かれる際はご注意ください。

ともかく
味よし、お店の雰囲気よし、店員さんの接客よし、

良くないのは、立地だけよね、ここ。


虎ノ門 つくし

2013-12-07 23:51:00 | グルメ
ランチで何度かお邪魔した事ありますし、会社のおエライ様方の懇親会にも利用させていただいてます。

比較的新しいお店なのでしょうか。

店内はとても綺麗で、お店の方々の接客も気合入っていてとても気持ち良いです。


ちょっと残念なのは、大部屋がちょっときつめに入れても10人程度。
こじんまりとした飲み会向けという事でしょうか。


今年の忘年会にお邪魔したのは

「虎ノ門 日本料理 つくし」

HPはこちら

色々な料理店で懇親会などをしているお偉方も、
「あそこは美味いな」
「今度の懇親会はあそこに入れてくれ」
と言ってくるほど味は保証つき。

ただ、やっぱりいいお値段なんですよね・・・・。
自腹忘年会はやっぱり辛い・・・・。



1品目 とんぶりと烏賊の和物

とんぶり知らないメンバーもいて結構びっくり。
箒草、というのも、今の若い子には通じないんでしょうね。




2品目 鯛とタイラ貝とびんちょうまぐろの刺身
タイラ貝は初めてのお味でした。
しゃくしゃくとした不思議な食感。ほかにないお味です。




3品目 ぶりの柚庵焼き 唐墨添え
クチコミでも言われている「皮まで美味しい焼き魚」
魚嫌いと豪語している私でも、皮までペロリといただけます。
端っこにちょこんとあるのは唐墨。
薄切りではありますが、結構な大きさです。
獺祭と一緒にいただきました。



4品目 野菜の炊き合わせ


ここでお店からお声がかかり、1人当たりの予算10000円以内に収まりそうなので、
「やきふぐ」「ふぐ唐揚げ」のいずれかが追加オーダーできそう、との事なので、追加で選びましたのが5品目




5品目 やきふぐ
予算が余りそうだから、とその範囲内で出してくれた量なので、1人あたり3切れでしたが、半ナマにやいたふぐの身は、1切れで十分口中を満たしてくれます。
酔っ払っていても、慎重に慎重にみんな焼いてましたw



6品目 ここの名物料理 鯛ご飯
最初にこのメニューを聞いたとき、私には無理だなと思ったんですが。
実際鯛がまるまる入ってますし、身をほぐしてもらった後も、ウロコや骨、エラのかけらなど口に障ります。
そういう事をマイナス評価しても、ここに来て食べる価値ある一品です。
詳しい料理法を聞いたわけではないですが、ほんのり塩味は鯛の身から染み出るエキスなのでしょうか。ご飯のひと粒ひと粒味がしっかりと染み込んで堪能させていただきました。



鯛の目玉
もらっちゃいましたー
コラーゲン補給補給



鯛の身をほぐしてもらって、いただきまーす


この他、写真は撮り忘れてしまったのですが、もずく酢とデザートに柚シャーベットが出ました。


飲み物は、ビールの他
獺祭、赤ワイン(グラス)、一ノ蔵などをいただきましたが、飲み放題がないので、沢山飲む人はちょっとお値段上がっちゃうかな。

私たちはアマゾネスと言われてるほど良く飲むので食事と同じほどのお代になってしまいましたが、美味しいご飯と美味しいお酒を一年の締めくくりに飲めて幸せ。


器も綺麗ですし、気持ちよく過ごせた忘年会でした。


まあ、酵素ファスティングダイエットの最中なんですけどね。





今年もあと少し、がんばるぞー