4年生は先週、今週と福祉体験をおこないました。
点字教室、手話教室、車イス体験と多くの経験をし、
さまざまな立場の方のことを考えてみるという事を学びました。
手話教室の様子を取材しましたのでご紹介します。
手話を教えていただいた先生方です。
初めにクラスで見た、『私の大切な家族』のビデオの感想はどうでしたか?と児童に質問がありました。
『 耳が聞こえなくても家族のきずながあると思った。』
『 聞こえないと不便だと思った。』
と、児童からは感想があがっていました。
話す方法はいくつかあります。 『みなさんだったらどうやって伝えますか』と質問があり、挙手をして答えていました。
〇 メモ帳で筆談(ひつだん)
〇 口話(こうわ) ・・・ 口の形を読む
〇 ノンペーパーメモ ・・・ 書いたり消したりできる小さいホワイトボード
〇 身振り・手振りなどのジェスチャー
〇 空書き ・・・ 人差し指を使って身体の前で五十音の字を空書きする。
〇 指文字 ・・・ 手話専用の五十音を使う。
〇 聴導犬と一緒に歩く。
などがあり、初めて知った児童は驚いていたり、関心を持っている様子でした。
あいさつからはじまり、『おはよう』、『こんにちわ』、『ありがとう』、『さようなら』と身近な動作で相手に伝えられる手話を教えていただきました。
『粕壁小学校 ・ 4年生です』 も堂々と手話でできます。
他には、『 おまつり 』、『 キンギョすくい 』、『 かきごおり 』、『 おみこし 』
『 サッカー 』、『 ねこ 』、 『 ぶどう 』、 『 藤(の花) 』、『 バナナ 』、 『 みかん 』
『 かたつむり 』、 『 つゆ 』、 『 雨 』 など
たくさんの手話を学びました。
道で会って、質問されたときにどうやって伝えるか。
悩みながら、自分なりに考えて伝えました。
空書きを使ってみます。
実際使用している道具も、体験させていただきました。 ノンペーパーメモです。書いて消して何度でも使えました。
こちらは寝ている時、枕の下において振動で知らせるものです。 ↓↓
背中に実際にあててもらうととても大きな振動で、寝ていてもめざまし、ドアフォンの役割になっているとても重要な機械です。
最後は、みんな拍手でお礼をしました。拍手の手話は両手をひらひらさせます。
学び終わったあとのこども達の顔は、とても成長したように輝いていました。
手話を教えて下さった講師の皆様、貴重なひとときをありがとうございました。