朝日新聞(東京版夕刊)
2017年9月6日 1面に
大きく掲載された記事。
元気なシニアが第2の人生
で、世のために働く「ソ
ーシャルビジネス」という
生き方がある。
その先駆的な事例が茨城県
・笠間市にある。
平均年齢が70歳で28人の
スタッフが働く、市内・
ギャラリー通りにある人気
カフェ「グランパとグラン
マのお店」を運営するNPO法人グラウンドワーク笠間だ。
笠間市で2012年に設立され、目的は社会貢献。
シニア世代の集いと活躍の場を作り、地域の活性化にも貢献する。
夢はさらに膨らんで、カフェが立地する25店舗の観光スポット
「民芸の里」を資金を出し合って新会社運営に乗りだした。
この目的も、「週末のイベント開催」と「起業支援」である。
記事内容は以上であるが、
実際のNPO理事長塙茂さんたちが、これから何をしようとしているか、
を記事は明確に書いている。
発行部数50万の全国紙に、このように掲載された意義は大きい。TV
番組の取材は何回もあるが、テレビメディアは断片的で、社会的な意義
は新聞記事がはるかに大きい。これを契機に、様々な反響が起るはずで
ある。
ともすれば地方小都市でにありがちな、市民の優れた人材が行政に集
中する。笠間でもこうした社会的な先行活動を、市民が自由に展開する
事例は少ない。
これを機会に、第2、第3の「グラウンドワーク笠間」が出来てくる
可能性がある。
行政はそのような、動きをバックアップする必要がある。
大きな、笠間の魅力が膨らむ。
アクティブシニアの活躍・起業、という形で。