富士市内の公立学校も夏休み延長の措置が採られました。
かるた練習会の再開はいつになるのでしょうか、、
さて、本日は
「競技かるたと筋力について」
Q 払いを早くするために筋トレをする必要はあるか?
A
腕立て伏せのような、腕の筋肉に特化した鍛え方は不要と考えます。
不必要に筋肉をつけると初動が遅くなりかえってマイナスです。
コンマ数秒の反応を競う競技かるたにあっては動き出しが遅くなることは致命的です。
札は腕力だけで払うものではありません。
野球でも筋肉ムキムキの投手が速い球を投げるわけではなく、
しなやかな腕の振りをする投手の方が速い球を投げているイメージです。
肩から先、肘から先、手首をしならせるように使った方が払いも速いです。
速く払いたければ「剛」より「柔」を意識した方が良いと思います。
とはいえ、あまり筋力が無いのは困るので、平均値(スポーツテストの10段階評価で5程度)は目指しましょう。
そして、払いを速くするために鍛えるのであれば、むしろ、体重移動に重要となる下半身、体の軸を安定させるための背筋を主に鍛えた方が良いと思います。
手を使って払うので、どうしても上半身に意識が行きがちですが、下半身こそ大切にしましょう。
しっかりとした体重移動が速い払いを生み出します。
<追伸>
決して筋肉系かるたーの否定をしているわけではありません
管理人は、筋力がある側の人間です。
力があることのメリットも当然あり、当たり負けしない、ケガをしづらい、等が代表です。
私自身、かるたを15年以上やってきて一度も突き指をしたことがありません。
相手がグーで来てもたぶん大丈夫です。
ケガをしないことはとても重要な事です。
頑張って練習をしてきたのに、大会直前にケガをして棒に振るなんてことはよくあります。
力があるからこそ、ケガをしないこと、させないことには人一倍気を遣って試合を取っています。
皆さんも試合中はもちろん、私生活においてもケガには気をつけましょう。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます