前回と同じ日のお庭(後楽園)初秋風景です。
ここが園内で一番の撮影ポイントだと思います。
「沢の池」から「唯心山」そして
借景の「岡山城」と・・三大スポットが一堂に(笑)
「沢の池」は園中央にある大池で、
「唯心山」とならんで中心的景観を構成しています。
池を琵琶湖にたとえ近江八景の縮景と言われています。
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「沢の池」池畔の「萩の花」は満開近しでした。
秋の七草のひとつですね。
「一家(ひとつや)に 遊女も寝たり 萩と月」 松尾芭蕉
背景には「御野島」の北端に突き出している
風流な「釣殿」です。
かっては藩主さんが釣を楽しまれたのでしょうね・・
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園南門から「花葉の森」への園路沿いには
「ヤブラン」の花咲く散策路があります。
未だ少し早いのでしょうか
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「沢の池」の東に田んぼがあります。
花じゃないですが「稲」が植わってます(笑)
「井田」といいます。
昔の中国、周時代の田祖法を藩主光政が備前和気の一角に試みた稲作。
その100分の1のものをこの庭に作り、
田植えや刈取りの農作業を行わせ農民の苦労を
察知したり、農業振興の一助としたそうです。
昔の殿様は偉い!
実りの秋を迎え頭を下げた稲穂は今年も豊作のようでした♪
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少し南に歩を進めると園内を周遊する「曲水」が美しい流れを作っています。
ここには毎年赤い「曼珠沙華」が咲いているんだけど・・・
まだ少し早かったかな・・・
でも、遅咲きの「擬宝珠の花」がうつむいて清楚な花をつけていました。
散策路より低い位置に咲いているので撮りにくかった!
(若干ゆるピン)
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唯心山の山裾をぐるりと回って
園内を巡る「曲水」の最終地点「花交の池」へと
向かいます。
池畔には白い「サルスベリ」の樹がお迎えですよ。
「サルスベリ」の花は今が満開でしょうか。
「花交の池」につくとひとりのカメラ女子の方が・・・
望遠レンズを向けて何やら懸命に撮影!
オッ!イタ! 「カワセミ」君。
こんなにじっくり眺めたのは始めてです。
ここでは時々大砲のような大きな望遠レンズを三脚にセットして
お目当ての「カワセミ」君を待っている方々を目にします。
カメラ人にとっては憧れの被写体なんでしょうか。
この日は運よく光学30倍のコンデジ持参でした。
でも、三脚は持ってない。
手ぶれ・ピンボケ覚悟でシャッターを押しまくりました(笑)
ゆるピン・手ぶれ写真だけど、生まれて始めた
撮ったこの「カワセミ」。
この日の特大成果でした♪
『初秋』の課題も忘れて直帰のお庭散歩だった。
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※ 今日もご訪問ありがとうございます。
なお、「後楽園」の園内を巡る「曲水めぐり」のブログも
そのうちにUPしたいな~と思ってます。
前回は山を登るのに沢山の人が並んでました。
パピーさんのブログを見ていると後楽園に早く行きたくなります。
どの写真も素敵です。
稲穂が頭を垂れてる姿に、秋を感じました。
もうすぐ収穫ですね。
しかし、翡翠との遭遇が一番の収穫だったのでは?
私はまだ見たことがありません。
羨ましい・・・ 撮ってみたいです。
翡翠は同じ所に現れるのでしょうね。
こんな自然を大事にしたいです。
是非「唯心山登山」を楽しんでいただきたいですね。
春・秋のシーズン土・日は来園される方が多い
ようですが。ウイークデーはシーズンでも並ぶほど
じゃないと思いますよ。
「紅葉」は11月になってからですね。
新幹線なら大阪から45分ほどです。六甲に行く
より早いかも・・・
また時々写真アップしますね。
温暖な瀬戸内地方、実りの秋ももうすぐのようです。
「カワセミ」滅多にお目にかかることがないようですね。
マニアの方々はカメラを構えて待機されてるようです。
この日は運が良かったのでしょうね。
ただ手にしていたのがコンデジだったもので・・・
でも腕が悪いからいいカメラでも上手く撮れなかった
ですが(笑)
この園内ではここ「花交の池」がスポットのようです
Saekoさんは未だ遭遇されてませんか。
近いうちに幸運がやって来てカワセミ君との遭遇
ができますように♪
街中にこのような自然があるのが楽しみひとつです。
年間パスを買ってよく散歩に出かけますよ。