カタスミ

自分の漫画を分析する

話を読んでもらう上でまず大事なのは
やっぱ読みやすさかな、とは思うんだけど
その後はストーリーに如何に引き込めるかで、
その為に『この先どうなるの!?』と
ハラハラさせたりドキドキさせたりするのが
ほんと大事だと痛感した事があった訳ですわ。

『この先どうなるの!?』と思わせる為には
何らかの謎が明らかになっていったり、
主人公がピンチに陥り解決していったり、
この人助かるの!?とか
この2人ちゃんとくっつくの!?とか
こういった過程で如何にハラハラドキドキさせられるかが
勝負所な気がする。
もちろん、主人公がピンチに陥ってなくても面白い話もあるし
めっちゃピンチなのに全然面白くない話もあるのだけど。

まぁ、4コマとか完全にギャグに振り切れる話だと
当てはまらないかなぁ…とも思うんだけど
シリアスな話だと重要な要素になると思うのですわ。
じゃあ自分の漫画ではどこまでできてるのかなぁ…と。
ブログネタ稼ぎに自分で自分の漫画を分析してみようと思った次第。
と言っても、自分では面白いと思って描いてるのだけどw
とりあえず面白い面白くない、は置いといて
『先が気になる』要素がちゃんと入っているか
という部分だけをピックアップしていきたいと思う。
自分用メモって感じですね。

まずは『ボクハココ二イル』を分析してみたいと思う。
今回は第1話から。
何度も言ってるけど、ボクココは最初は1話だけの読み切りで
当初に描いた1話の話は
先生に助けてもらった後こゆたんが先生に心開いて終わる
という感じの話だったのだけど
当時雑誌の編集さんに見てもらう機会があったので
第1話のネーム見てもらったら
『この子全然自分で解決してねーじゃん!』みたいな返答で
まぁ、確かに…と思っていろいろ考えて展開を変えたのがあれですわ…^^;
結局先生に助けてもらうまでは同じ展開で
最後の最後自分で前に歩み出す…という小細工で終わらせた次第。

大雑把に第1話の流れを書き出してみると
孤独なこゆたん→先生が来るけど心は開かない→どんどん追い詰められるこゆたん
→幽霊に心の隙を突かれるこゆたん→先生に助けられる→人に心を開く決意
みたいな流れなのですが
追い詰められているのでこの子大丈夫…?みたいな感じにはなるけど
話としてはあんまり盛り上がってない…?
やはり主人公が自分で解決してないのが大きいかなぁ…

結局はこれをきっかけにこゆたんが成長して行く連載物になったので
次の話があるからこそ、この1話が生きてくるんだけど
当初の1話だけの読み切りだったら全然解決してないのよね…
ある意味連載にして正解だったかも。
1話だけでは大して盛り上がっていない。
故に1話はこの先どうなるの…はあまり上手くできていないなぁと思う。

続く。
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