RRR

ネットでの評判が高くて気になっていたので見てきました。
以下ネタバレあり。































めっっっちゃ面白かったです。
植民地時代のインドを舞台に
二人の英雄の友情を描く胸熱映画。
義理人情正義信念…みたいなのを総まとめにして
勧善懲悪ぶち込んでめっちゃエンタメにしたやつでした。
各シーンはyoutubeとかで見てたのもあったのですが
前の流れから見ると全然印象変わって
つなぎがくそ上手ぇ…！と思いました。

英国の婦人に無理矢理連れて行かれた部族の少女を取り戻す為
追いかけてきた部族の男ビーム、
とある目的の為に英国の警察として手柄を立てようと
部族の男を追うラーマ。
二人はお互いの正体を知らず、友情を育み大親友になるのですが
その出会いのシーンがもう胸熱でねぇ…
敵同士なのに知らずに惹かれ合う…なんて王道ストーリー…
だがそれが良い！！

私はどうも感動すると泣いてしまうようなのですが
出会いのシーンも、その後のパーティーのダンスのシーンも
別に泣くようなシーンでも無いのにずっと号泣してましたｗｗｗ
その後の家族が死ぬシーンとかはそうでもないのにｗ
なにこの変な泣き癖…
後マッリを助ける為にお屋敷に猛獣を放つシーンで
トラックを隠す布をバッと取ったと同時に
猛獣と共にビームが飛び出すシーンはカッコ良すぎました。

友情を育み、しかし敵同士と分かりすれ違い、最後は手を組んで
英国のくそ野郎どもをぶちのめすというものすごい王道ストーリーでしたが
王道だからこそここまで胸熱に出来たんだろうなぁ…
そして英国を完全くそ野郎として描いたからこそ
二人の英雄に感情移入出来たんだと思う。
歴史を背景にしているので、実際ひどい人種差別なんかもあったんでしょうねぇ…
ただ出てくる英国人はだいたいひどいやつなので
自分が英国人だったら楽しめなかったかもなぁとは思う＾＾；

主役の二人も結構ボコボコにされてるんですが
すぐ回復して何事もなかったように戦うので
何この人らの体強靱すぎない…？って感じでしたｗ
そういえば最初に娘さらわれたお母さんも
木の棒で頭ぶったたかれてましたが、
最後普通に出てきてたので、あ、無事だったんだ…ってなりました。
出てくる人だいたい強靱説…ｗ
毒蛇にやられても、刺されても、足をへし折られても、
薬草塗っときゃだいたい次のシーンでは治っているという…ｗ

音楽もすごい良かった。
盛り上りシーンにすごい上手い事音楽入れてくるから
余計テンションが上がるという。
ほんと音楽も楽しみながら見られました。
最後のスタッフロールですら音楽とダンスで見応えばっちりで
飽きるシーンは全く無しでした。

ただ、やっぱ3時間はしんどい＾＾；
めちゃくちゃ盛り上がって、もうそろそろ終わり…？って所で
インターバルの文字が出てきて
あ、まだこれで半分なんだ…(；´Д｀)ってなりましたｗ

英国くそ野郎どもを完全ぶちのめし、各々故郷に帰り
目的を果たすのですが、一応最後まで事の顛末を見せてくれて
やっぱちゃんと最後まで見せるのって大事だなと思いました。
話作りにもすごい参考になるわ…
王道ストーリーにしびれる曲とダンス、手に汗握るアクションシーンで
マジでよく出来た映画だと思います。
ほんと、唯一の欠点は長いってとこだけですよｗ

星は4つ。