カタスミ

22年目の告白-私が殺人犯です-

韓国映画『殺人の告白』の日本リメイクですね。
約1年前に韓国版の感想書いてますが
ちょっと忘れてるかもw
覚えてる限り比較しつつの、ネタバレあり感想です。
韓国版と比較してるので韓国版のネタバレもあります。ご注意を。







かつて連続殺人事件で5人が殺害されたが
時効が成立し、犯人は分からないまま。
ある日私が殺人犯である、と名乗り出た曾根崎が
告白本を発売し、世間の話題に上る。
当時事件を担当し、事件で上司を殺された刑事牧村は
曾根崎と対峙するが…

といった感じのお話。

これの小説版も読みましたけどね、
あれは女編集メインだったので非常に不快だったのですが
今回女編集はモブに徹していて良かったですww

22年前の事件で、藤原竜也が演じる曾根崎が犯人として名乗り出るのですが
どう考えても年齢的に合わない気がするのですが
それ誰も突っ込まないのなww
めっちゃ若く見える40歳としても当時18歳…無理ないか…?

さて、韓国版と比較して、やっぱお国柄が出てるなぁ…と思う次第。
韓国版はやたらとグロい、汚い、って感じで。
ただ表現がグロい分、シーンによっては非常にハラハラするし
アクションシーンはまじで怖いし迫力ある。
日本版はそういう所がめっちゃ抑えられてる印象。
極力グロいシーンは見せないから安心して見られるけど、
犯人追いかけて走るシーンとかめっさモサモサで笑っちゃったw

結末もまたお国柄が良く出ているかと。
韓国版は憎しみを貫き、犯人を殺す事を賞賛という感じですが
日本版は憎しみを抑え、全ては司法に委ねると。
結局は日本版も殺されちゃうけど…
主人公達はとりあえずはハッピーエンドに近い形で収まったよね。

私はあんまり暴力的なのは好きではないので
どっちかっていうとミステリ要素強い日本版の方が好きですが
最後の真犯人と対峙するシーンがあまりにギャグすぎて
ちょっとずっこけちゃったw
真犯人であるキャスター仙堂に密着取材が着いているのですが
その記者とカメラがずっと一緒にいて
仙堂と曾根崎が殺し合ってるシーンでも
ずっと隣であわあわやってるから
はよ逃げーや!wwwって気が散る散るwww
その後牧村がやってきて仙堂の首絞めてる曾根崎に
やめろ!って言うんだけど
口だけで全然止める気配無くて…
その状態で時効は覆せる!って解説はじめるんだけど
いや、先に止めてww首絞めてるからww死ぬからww
ってこっちも全然集中できんわ!!^^;

ラストシーンが空港なのですが、あれだけ世間騒がせといて
まわり誰も見向きもしないのすごい違和感www
みんな空気読んで見ないようにしてくれたのかしら?(笑)

最初から面白く見られる映画だったので
つかみはオッケーだったのですが
とにかく最後の盛り上がりシーンがコントになっちゃってて
残念な感じでした。
日本版か韓国版かって言われたら私は日本版の方が好きです。
星は3.5。
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