あっという間に今年ももうすぐおしまい
皆様はお元気にお過ごしでしょうか
この閑散としたブログを、いまだ不意に訪れてくださるありがたいかたがいらっしゃるのに、
なんとお迎えするのが「G」!🪳という有り様で
このまま年明けていいのか、と思いつつ、
しかし大掃除もからっきし!やってないのに、今ブログ書くのもなあ、
なんて逡巡していましたこのところの私でしたが
ちょっぴり落ち込むことがあったんで、今日ここに逃避してます
ということで
ひっさしぶりなのに、なんと2年前に書いた文章をアップしちゃいます
2年前に書いた自分の文章に、元気づけられるかなぁ、なんて
よろしければ、皆様も2年前の私に会ってやってください
ちと長いですが
ではどうぞ
今回のお話はちょっと長めの上、
センチメンタルで、めんどくさい感じです
私のよく知らない歴史の話も加わりますので、
面倒くさいなぁって方に、
内容を一言でご紹介しますと、
「いろいろあるけど、頑張って生きていくよ」
ってな感じです
これだけ抑えておけば、試験対策はOK!(なんの?w)
「まあ今日もはるかのめんどくさい話、聞いたるわ」
という優しい方のみ、
以下へどうぞ〜
唐突ですが、
私先日、結構古めの中国の歴史ドラマ見てました。
「大秦帝国」という、
始皇帝よりさらに100年ほど前の、
紀元前4世紀の「秦」という国のお話です。
このドラマ自体、もう20年近く前のもので、
DVD化もしていませんし、
ほぼ配信等もないようです
ので、誰も見ないやろ〜っと、
以下盛大なネタバレになります
もし、それはイヤや、見るかもしれないし、
と思われる方は、
必ずここでさようならしてくださいね
はい。ではドラマのネタバレになります
それはまだ弱小で乱れた国であった秦を、
商鞅(しょうおう)という知識豊かな人物と、
君主が力を合わせて、
強大な国を作ってゆくという話でした。
簡潔にまとめるのは難しいですが💦
厳格な法を元にした国づくりを始め、
たくさんの犠牲を出しながら、なんとか強国にした二人。
が、やがて、君主亡き後、
建国の立役者であった商鞅は、
改革で不遇な目に遭わされていた貴族たちに、
反逆者とされ、処刑されてしまうのです
国のために、多くの犠牲を払い、
涙を流しながら、
ひたすら国づくりに励んできたのに。
最終回は彼の処刑なのだと知って、
私は見るのが苦痛でした。
あんなに頑張って、自分の利益など顧みずやってきたはずなのに。
最終回。
国のために、我が身の死など微塵も厭わなかった彼は、
自分のしてきたことに後悔など一切することなく、
愛する妻と笑顔のまま死んでゆくのでした。
「来世でまた結ばれよう」と。
もうね。
それ見て泣けて泣けて
それは彼が無惨に処刑されて
死んでしまったことが悲しいわけではなくて、
ああ、自分のしてきたことに一点の曇りなく、後悔なければ、
今世でそれが認められなくても、
それは全く問題ではないんだ、
そんな衝撃でした。
今に続く世の中でも、
生きている間に認められず、
死後その功績が認められたという人はたくさんいますよね
芸術家など特に。
私のあっさーい知識を晒すのも恥ずかしいのでさらっと。
(間違っていればこそっと教えてください)
ゴッホとかもそうですよね
モーツァルトも歴史に残る大天才だったのに、
実生活は苦しかったみたいですよね
(死後から現在まで印税が発生していたら、どれだけの財産になるだろう・・・)
私はそれをずっと、
死後に認められても仕方ないことだ、
不幸な人生だった、と思ってたんです。
だけど、今回、
死後だったとしても、いつかちゃんと認められたら、
その魂はちゃんと救われるんだ、
なんて思ったんです。
古い中国歴史ドラマ見て悟っちゃったんです
歴史という大きな大きな河の流れで、
一人の人間が生きている間はあっという間
ほんの一瞬。
そのたった一瞬の間に、
その人の思いや信念が世に認められる、それが間に合わないことがあるもしれない。
だけど、
それは決して不幸な人生ではない。
その短い間に認められなかったとしても、
歴史の中でいつか認められれば、
それでその魂はちゃんと救われるのです
いいえ、もしも歴史の中で認められなかったとしても
大きな河の渦にただ流され、埋もれてしまうような、
儚い一個人の人生であっても、
一点の曇りなく、ただひたむきに生きてきたなら、
それは何一つ間違いのない、
光り輝く美しい魂の成功なんだ
そんなことを考えたんです。
あまりにも観念的でセンチメンタルで、
皆様退屈でもういいわって思われそうなんですけども、
後編に続く〜(まる子風)
明日アップ予定でございます
よろしければ見てやってくださいませ
盛大にドラマのネタバレして申し訳ありません。
最初に書いた通り、DVD化もなく配信も恐らくないので、
きっと誰も見ないよねという皮算用でございます
が、万一興味持たれた方がいらっしゃれば、
ニコニコ動画にアップされています(2年前の情報w)
51話もある上、ラストがこのブログでバラされてるんですけど
ごめんなさいね