第184局 奇襲
5位決定戦大将戦。
席順は起家から、爽、姫子、竜華、末原さんとなった。
ラス親が末原さんだと、姫子が南4局1本場の12飜キーを使うのは難しそうだね。
可能性があるとすれば、ラス親の末原さんが逆転リーチを掛け、和了れず流局した場合とか?
でも、姫松が2着以下で連荘可能な状況なら、コンボを破る可能性に賭けて連荘するだろうか?
東1局 親:獅子原爽 ドラ:
確認。
哩のリザベーションは、東1局4飜成功、東2局失敗、南4局1本場6飜成功。
という訳で、
「倍満おいでませ……!!」
今まで破られた事のない哩姫のコンボ。
この局の姫子は倍満の和了が約束されている―――ハズだが、意外と普通の配牌だな。
『阿知賀編』ではいかにも倍満という感じだったけど、今回は満貫手くらいにしか見えない。
この局、姫子が高確率で倍満を和了る事は他3校も気付いている。
それを阻止するため、親の爽は姫子の第1打をポンして速攻。
5巡目で七対子の聴牌を入れた末原さんも、を切って和了率優先。
同時に、爽にを鳴かせる事で、場に紛れを起こそうとしたのだが……、
この局、和了ったのはやはり姫子。
メンタンピンツモ三色表裏で4000・8000!!
あの配牌でもキッチリ倍満に仕上げてみせたか。
照が言うところの強固な絆、やはり哩姫のコンボは強力だ。
これで点数は、新道寺:123000点、姫松:111900点、千里山:108400点、有珠山:56700点。
分かっていた事ではあるが、開局早々姫子の倍満和了で新道寺トップ逆転!
東2局 親:鶴田姫子 ドラ:不明
トップになった姫子だが、東2局は哩がリザベに失敗した局。
和了りは期待出来ないし、そもそもトップ目なのでこれからは守るだけ。
姫子自身そう考えていたのだが、
ここでまさかの九種九牌。
リザべ失敗局で、そういうパターンもあるんだ。
どうせ和了れないのだから、これはラッキーだな。
咏さんの説明では、九種九牌は普通に連荘扱い。
僕もそのルールに慣れているので、和了以外連荘無しの雀荘は戸惑う。
昔、オーラスで九種九牌を宣言したら、皆が精算始めた時は何かと思ったじぇ……。
東2局1本場 親:鶴田姫子 ドラ:不明
竜華と末原さんは、トップに立った新道寺が守りに入ると考えていた。
実際、東2局開始時の姫子もそう考えていたのだが、ここで2人に微かな違和感。
「ホンマに守りに入ってるんやったら
九種九牌の手牌使って親流してたんちゃうか?」
トップ目は守りに入るという先入観、その間隙を突いて、姫子はをポン。
他家3人は遅く重い手組みをしていたのか、姫子のこの仕掛けに対応出来ず、
まんまと追加点を許す形となってしまった。
ダブ東赤赤、点パネして4000オールの1本場は4100オール!!
ここでトップ目に、リードを16400点広げられたのは他3校にとって非常に痛い。
点数状況は、新道寺:135300点、姫松:107800点、千里山:104300点、有珠山:52600点。
半荘1回で2着と27500点差というのは、普通ならばセーフティーリード。
でも、今ここでダントツになってしまうと、姫松と千里山に結託されちゃうかな?
勿論、和了れる親満、和了らない手はないけどさ。
次回掲載は、次の2月2日発売号。
現在ダンラスの爽にどれだけカムイと雲が残っているのかも気になるところ。
5位決定戦大将戦。
席順は起家から、爽、姫子、竜華、末原さんとなった。
ラス親が末原さんだと、姫子が南4局1本場の12飜キーを使うのは難しそうだね。
可能性があるとすれば、ラス親の末原さんが逆転リーチを掛け、和了れず流局した場合とか?
でも、姫松が2着以下で連荘可能な状況なら、コンボを破る可能性に賭けて連荘するだろうか?
東1局 親:獅子原爽 ドラ:
確認。
哩のリザベーションは、東1局4飜成功、東2局失敗、南4局1本場6飜成功。
という訳で、
「倍満おいでませ……!!」
今まで破られた事のない哩姫のコンボ。
この局の姫子は倍満の和了が約束されている―――ハズだが、意外と普通の配牌だな。
『阿知賀編』ではいかにも倍満という感じだったけど、今回は満貫手くらいにしか見えない。
この局、姫子が高確率で倍満を和了る事は他3校も気付いている。
それを阻止するため、親の爽は姫子の第1打をポンして速攻。
5巡目で七対子の聴牌を入れた末原さんも、を切って和了率優先。
同時に、爽にを鳴かせる事で、場に紛れを起こそうとしたのだが……、
この局、和了ったのはやはり姫子。
メンタンピンツモ三色表裏で4000・8000!!
あの配牌でもキッチリ倍満に仕上げてみせたか。
照が言うところの強固な絆、やはり哩姫のコンボは強力だ。
これで点数は、新道寺:123000点、姫松:111900点、千里山:108400点、有珠山:56700点。
分かっていた事ではあるが、開局早々姫子の倍満和了で新道寺トップ逆転!
東2局 親:鶴田姫子 ドラ:不明
トップになった姫子だが、東2局は哩がリザベに失敗した局。
和了りは期待出来ないし、そもそもトップ目なのでこれからは守るだけ。
姫子自身そう考えていたのだが、
ここでまさかの九種九牌。
リザべ失敗局で、そういうパターンもあるんだ。
どうせ和了れないのだから、これはラッキーだな。
咏さんの説明では、九種九牌は普通に連荘扱い。
僕もそのルールに慣れているので、和了以外連荘無しの雀荘は戸惑う。
昔、オーラスで九種九牌を宣言したら、皆が精算始めた時は何かと思ったじぇ……。
東2局1本場 親:鶴田姫子 ドラ:不明
竜華と末原さんは、トップに立った新道寺が守りに入ると考えていた。
実際、東2局開始時の姫子もそう考えていたのだが、ここで2人に微かな違和感。
「ホンマに守りに入ってるんやったら
九種九牌の手牌使って親流してたんちゃうか?」
トップ目は守りに入るという先入観、その間隙を突いて、姫子はをポン。
他家3人は遅く重い手組みをしていたのか、姫子のこの仕掛けに対応出来ず、
まんまと追加点を許す形となってしまった。
ダブ東赤赤、点パネして4000オールの1本場は4100オール!!
ここでトップ目に、リードを16400点広げられたのは他3校にとって非常に痛い。
点数状況は、新道寺:135300点、姫松:107800点、千里山:104300点、有珠山:52600点。
半荘1回で2着と27500点差というのは、普通ならばセーフティーリード。
でも、今ここでダントツになってしまうと、姫松と千里山に結託されちゃうかな?
勿論、和了れる親満、和了らない手はないけどさ。
次回掲載は、次の2月2日発売号。
現在ダンラスの爽にどれだけカムイと雲が残っているのかも気になるところ。
淫欲の虜にする位しか波乱を起こす方法は
ないのでは?
・自分の手でリザベを書きたかった
・リザベが破られる所(アレによって)を書きたかった
・メスになった女子高生を書きたかった
破れないと分かってても連荘するんじゃないの?
和了止めなんてやったら外野から叩かれる可能性ありそうだし
ホヤウはこのメンバーには無縁だろうし、アッコロを連れてくるんやー!
弱体化版パウチカムイの影響を一人で受ける展開
…見たいです!