週刊少年ジャンプ 感想

週刊少年ジャンプ 2011年43号 感想


表紙



　『黒子のバスケ』と『めだかボックス』、TVアニメ化決定。

　へぇ～、アニメ化するんだ。
　でも、ジャンプ作品のアニメ化って、僕的には良い印象がないんだよね。

　ただ、球磨川の『　』が、アニメでどう表現されるかには、ちょっと興味がある。




黒子のバスケ

　火神もゾーンに入って、青峰を止めた。

　……何、この展開？

　安易な覚醒には目を瞑るとしても、どうしてゾーン火神がゾーン青峰を止められるの？
　ゾーンに入って、実力の100%を発揮したところで、元々ある実力差は埋まらないハズじゃん。
　今までの試合と比較しても、特に火神が実力を発揮出来ずにいた様子はなかったし……。




めだかボックス

　今回は、安心院さんの口説き文句が圧巻だった。



「地球育ちのサイヤ人　孫悟空のように強く
　宇宙海賊　コブラのようにダンディで
　シティーハンター　冴羽獠のように頼り甲斐があり
　北斗神拳伝承者　ケンシロウのように愛に生き
　天才バスケットマン　桜木花道のように努力家で
　テニスの王子様　越前リョーマのように小気味よく
　サッカーの申し子　大空翼のように爽やかで
　セクシーコマンドー部部長　花中島マサルのように剽軽で
　電影少女の再生者　弄内洋太のようにピュアで
　現代の本因坊秀策　進藤ヒカルのように懸命で
　表裏一体の決闘者デュエリスト　武藤遊戯のように伝説となり
　帝拳高校の番長　前田太尊のように仲間思いで
　男塾総代　剣桃太郎のように漢気に満ち
　ジョースター家の末裔　空条承太郎のようにクールで
　霊界探偵　浦飯幽助のように型破りで
　小さな勇者　ダイのように勇気を持ち
　崑崙山一の策士　太公望のように機転が利き
　正義超人　キン肉マンのように友情に厚く
　青銅聖闘士ブロンズセイント　ペガサス星矢のように熱血で
　人斬り抜刀斎　緋村剣心のように優しく
　大ふへん者　前田慶次のように傾く」




「そんな主人公に　きみもなってみないか？」


　安心院さん、少年漫画は小学校より先に卒業したと言っていた割に、驚くほど詳しいな。
　それとも、「『週刊少年ジャンプ』の歴代主人公を知るスキル」でも使ったんだろうか？
　ただ、『ダイ大』で、「勇気」という魂の力を持っていたのは、ダイではなく、ポップだけどね（ネタバレ）。


　それはさておき、「フラスコ計画」は、いつの間に「主人公育成計画」になったんだろ？
　元々は「完全な人間」を作る計画で、それが不可能だから、めだかは協力を拒否したんでしょ？

　それとも、本気でジャンプの歴代主人公を全て足したくらい、「完全な人間」を作るつもりなの？
　でも、それで出来上がるのは、めだかが言うところの、「不完全さが欠けた人間」だよなぁ。
　それこそ、主人公ではなく、倒されるためだけに存在するラスボスキャラになりそうだけど。


　はてさて、善吉は、安心院さんの誘いに、どう答えるのか？

　にしても、善吉は、めだかの何処が良いんだろうなぁ……。
　安心院さんの説明が正しければ、めだかって、『ときメモ』のヒロインくらい、パラメータしか見てないじゃん。
　13年間も一緒にいながら、「希少価値」パラが低下した途端に興味をなくすなんて、怖過ぎるんだが。




いぬまるだしっ



　１Ｐで終わった「遠足後編」に笑った。




HUNTER×HUNTER



　賛否両論ありそうだが、９ページ連続で黒背景にセリフのみというのは、僕には手抜きにしか見えなかった。


　で、新章は、ハンター協会次期会長を決める選挙？
　投票率95%未満なら無効再選挙という条件は厳しそうだね。
　ポックルみたいに、人知れず死んでいるハンターもいるだろうし。




　ところで、この“十二支ん”（？）とやらの、左から３番目はジンなの？