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近代麻雀 感想

2013-11-09 16:58:06 | 近代麻雀
近代麻雀 2013年12月01日号


麻雀小僧

 結局、東3局の1500点が敗着だったのか。
 確かに、親で和了ったにも関わらず、他家にはホッとされてたね。
 あの時は、それがまー坊の麻雀だから良いのかとも思ったが。

 次号より新章突入。
 果たしてまー坊は、タミーに「2着狙いの麻雀」と言われた自らの打ち方を変えるのだろうか?
 個人的には好きなんだけどね。常に前に出るまー坊の鳴き麻雀。




鉄鳴きの麒麟児



 数え役満ツモって、「3本5本にまけといてやる」は良いね。
 完全順位制だから、確かに和了トップなら役満でもノミ手でも同じなのか。
 勿論、他家の順位が変動する場合は、「まけといてやる」という訳にもいかないだろうけど。


 8回戦が終了し、ここまでの収支は、桐谷:+45万円、有野:+5万円、豪野:+20万円、比良:-70万円。
 ダンラスの比良プロは一旦手持ちが尽きたものの、貯金を下ろして勝負を続行する事を望んだ。
 弓島プロたちがまだ貯金があるのかと驚いていたけど、むしろ彼等はどれだけ貯金してないんだろう?
 100万程度の貯金もないって事は、現時点ではニートの桐谷の方が金持ちじゃねーか。


 強い意志を持って卓に着いた比良プロだが、9回戦も展開に恵まれない。
 東1局は桐谷に2000点を放銃、東2局は満貫を親被りし、ラス目のまま東3局。

 その東3局で、比良プロは3副露しての1000点で桐谷と豪野プロの和了りを潰してみせた。
 豪野プロには、安手で和了ってもラス目のままオーラスじゃないかと言われるが、



 ブザマでも必死にできることをするのが自分の麻雀なのだと返す比良プロはちょっと格好良かった。



 そんな比良プロを認める豪野プロも良いね。


 あと、比良プロが4人の麻雀を「風林火山」で喩えたのは面白かった。
 鳴き主体で速攻派の桐谷が「風」。
 立直主体で手役派の豪野プロが「火」。
 動きを見せず、虎視眈々と逆転の一手を狙う有野が「山」。
 そして、空気の様に存在感のない比良プロ自身が「林」。
 比良プロのは自虐だけど、作者はよく考えるものだと感心する。


 豪野:31000点、桐谷:26000点、有野:23000点、比良:20000点でオーラス突入というところで次回に続く。




異能の卓

 元麻雀名人位が、時を止められる能力者と麻雀で勝負する話。

 能力者について。
 能力を使えるのは5分に1回。
 能力で止められる時間は5秒間。
 能力発動時、他家からは身体がブレた様に見える。
 手牌や河は録画し、検証可能なイカサマは禁止。
 こんな能力者が麻雀してる事にツッコむのも禁止。

 話はよく考えられていて、割と面白かった。
 特に、時止め前後で身体の位置が微妙にズレるので、他家は能力発動を感知出来るという設定が良いね。
 この弱点のおかげで、能力発動した瞬間、鳴いてツモをズラすという手が使えるし。


 勝負は元名人位の勝利に終わった。
 やっぱり、時止め能力だけあっても、スピードと精密動作性が低いと微妙だね。

 ラストは、麻雀に退屈していた二人の時間が、互いに好敵手を得た事で動き出したという形で締め。



 最後の最後で「そして時は動き出す!」って、それが言いたかったのかよ……。




むこうぶち

 傀と与田の勝負は、同点の2着と3着という、引き分けの様な形で終わった。
 与田は高レートの場で美味しくいただかれるのか、可哀想に。




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