週刊少年サンデー 感想

週刊少年サンデー 2013年10号 感想


　魔力マゴイ逆流防止弁を外したアラジンだが、「マギ」としての力はすぐには戻らないらしい。
　しかし、マイヤーズたちが加勢に駆け付け、取り敢えず上級魔導士とファナリス兵団の戦いが始まった。



　アラジンは、攻撃して来ないファナリス兵団と、マイヤーズ教官のおかげで命拾いしたね。
　特撮のヒーローじゃないんだから、意味もなく敵の眼前で変身しようとするのは止めようよ。
　ところで、マグノシュタットとしては、アラジンが魔導兵器を破壊した件についてはスルーなの？


　ファナリス兵団に対し、多くの魔導士は防壁魔法ボルグで身を守りつつ、浮遊魔法で空中から攻撃を仕掛ける。
　それが魔導士の基本戦術だと思うのだが、何故か今回もフツーに蹴り殺されている人がいたのは謎だ。
　油断したのか、浮遊魔法が苦手だったのか、魔力切れで飛べなくなったのか、単なる阿呆なのか。



　さて、安全圏から攻撃出来る魔導士たちだが、その攻撃がファナリスたちには当たらない。
　ただ、確かにファナリスが凄いのは認めるけど、これは魔導士たちの戦い方が悪いと僕は思うなぁ。
　前回も書いたけど、魔導士側は闇雲に攻撃魔法を撃つだけじゃなくて、もう少し工夫しようよ。

　というか、こういう時こそ、「酸性雨シャラール・メルア」みたいな広範囲型魔法の出番じゃないのかね？
　ファナリスが盾や傘代わりにしている岩も、「浮遊岩衝アラ・ラドーン」みたいな重力魔法で奪えそうなものだが。
　魔法道具だって、「開発初期の粗悪品」でアレだけ凄いんだから、火尖槍（仮）以外にももっとあるだろうに。


　それでも、アラジンの作戦により、ファナリス兵団は水の中に落ちて雷魔法を浴びる事となった。
　何人かは落雷前に陸に上がった様だけど、それ以外のファナリスは死んだのかね？

　そして、いよいよアラジンに「マギ」としての力が戻った……のかなぁ？？




史上最強の弟子ケンイチ

　あらら、遂に武田の左腕が折られちゃった。
　でも、それをキッカケにして、武田は自力で「静の気」を開放。
　ルグは更に追い詰められた形となった。


　武田の語った拳聖像は成程といった感じ。
　言われてみれば、拳聖が武術家として一番純粋かもね。




最後は？ストレート！！

　結局、若菜の好投は、相手の選球眼の悪さに助けられてのものか。
　まぁ、常に長打狙いの相手に合わせて、上手く弱点を突いたとも言えるけど。

　そして、若菜を励まし、ホームランで逆転の狼煙を上げた中之島は良かった。
　まぁ、大河もホームランだったけど、こちらは１打席目も打てよとしか思わんな。


　しかし、この２連続ホームランで、相手チームは投手を代えて来た。
　更に、千刻にとっては困った事に、５回以降はコールドの条件が変わるらしい。



　へぇ～、５回からは７点差でコールドなんだ。
　それは分かったけど、どうして素人の神無が野球エリートの大河に説明してんだろ？